牛込柳町で お詣りと御首題
久し振りでひいたのが声が出ない風邪。体調というより生活に支障が大きいです。声はだいぶ良くなってきましたが、昼間はあまり出ない咳が、夜寝ていると出て、昨夜は咳き込んで何度も目を覚ましたほどでした。おかげで今日は、お腹が痛く、普段は殆ど存在感のない腹筋の存在を認識できた今日この頃です。声が出ないというのが一番目立つ症状だったので、会社には出ていたのですけど、頭の働きはやはり今イチで、木、金と全然仕事が捗らず、月曜日までにで仕上げないといけなかった仕事がほとんど手も着けられませんでした。月曜日には税理士さんとか銀行さんがいらっしゃる予定で、その資料が必要なので、本日日曜出勤で片付けました。頭は先週後半よりは少し回ったようで、良かったです。疲れもあって、帰宅したら眠くて仕方ないのですが、書きかけて可笑しくなってしまった日記を何とか修正して、アップしたいと思います。成人の日に絡む三連休の最終日、出かけなくてはならない用事があり、それならその近くのお寺ではるこさんのご冥福を祈らせてもらおうと、出かけました。用事は買い物で、行く先も特に決めていなかったので、近くにお寺が多そうな新宿に行くことにして新宿近辺の寺町を探しました。牛込柳町という駅で降りるとすぐ近くに何軒かお寺があると聞いたことがあったので、調べてみると1時間も歩かずにお寺参りができそうでしたし、そこから新宿へは15分~20分で着くようです。たらたらと家の仕事を片付けて、11時過ぎに家を出ました。めったに乗らない都営地下鉄大江戸線という電車に乗り継いで、牛込柳町につきました。まだお昼前です。地下鉄なので、改札口を出て階段をのぼり、地上に出ましたが、方向音痴のわたしは右に行くべきところを例によって左に行ってしまいました。駅から2分というのに着かないと思いながら歩いていくと、着いてしまったのがこちらの瑞光寺さん。ご本堂の脇にある寺務所のインターホンを鳴らすと、寺務所に招き入れてくださいました。寺務所の彩色された美しい板戸。なぜか沖縄から来たという合掌シーサー。他にも芸能人の色紙などが壁にたくさん貼られていました。板戸の奥から現れた奥様らしい方にご首題をお願いすると、こんなかわいらしいご首題を、ご首題帳に貼りつけて来てくださいました。これは御朱印ではなくてご首題、こちらは日蓮宗のお寺なのでそう呼ばれます。どうやらこちらのお寺では、季節ごとにかわいいイラスト付きのご首題が拝受できるようです。さて、本来行くべきだった方向に向き直り歩いていくと、こんなお寺が。瑞光寺さんに行くときに通り過ぎたはずなのに、目につかなかったようです。長遠山常楽寺と書かれています。左の方に視線を写すとなんとマンションの一階がお寺になっていました。ご本堂はこの裏側にあり、お願いするとご首題も書いていただけました。(そう、こちらも日蓮宗のお寺だったのです。)立派なひげ文字のご首題でしたここからまた駅の前を通り過ぎて先に行くと、ホントにすぐのところに山門があって、石段の上にご本堂がありました。大乗山経王寺さんです。こちらのお寺さん、お檀家さんだけでなくたくさんの方とのつながりを作ろうとしていらっしゃるようで、ご本堂の中に、小さなテーブルにお茶わんなどが載せてあって、これはどうやらチャリティーの売り物らしい。他にも、積極的にいろんなイベントを催されているらしく、そのパンフレットがきれいに置いてあったり、ご本堂の前に、日向ぼっこが出来るような縁台が置かれていたりと、人々に手招きをされているような、取り澄ましたところのない温かい雰囲気のお寺でした。あとで調べてみたら、ご住職の互井観章さん(通称ハピネス観章さん)は、ラップでお経を読むお坊さんだとか、有名な方らしいです。こちらの経王寺さんも、日蓮宗のお寺でしたが、こちらには、新宿山の手七福神の大黒天様が祀られていて、そのご朱印もいただけるというので、まず、ご首題帳にご本尊様のご首題を戴き、ご朱印帳に大黒天様のご朱印を戴きました。こちらがひげ文字のご首題そして御朱印帳の、大黒天様の御朱印です。どちらも大変力強く、素晴らしいですね。念のために書き添えますが、ご存じの方はスルーしてくださいね。ご首題帳というのは、ご首題だけを書いて戴く、専用のご朱印帳の事です。日蓮宗のお寺さんで使います。ご朱印っていうのは、お寺や神社で参拝の証として戴ける印影の事ですが、日蓮宗のお寺さんでは南無妙法蓮華経とお題目が書かれていて、ご首題と呼ばれ、参詣ではなく信仰の証として授けるものとされています。他宗派のご朱印の書かれたご朱印帳には、お題目ではなく「妙法」などの言葉を書いて押印されるお寺も多く、押印自体をお断りされるお寺もありますので、今回、大黒様のご朱印はご首題帳ではなくご朱印帳に戴きました。持ち主はご首題帳のつもりでも、ご首題以外が混ざりこんでいたりして、あとで他のお寺さんにご首題をお願いした時、戴けなくなっちゃうと困りますので。初めて行ったお寺、偶然見かけてお詣りしたお寺だと、宗派がわからないことがありますが、ご紋を見るとわかることが多いです。日蓮宗のお寺では、橘の紋が良く使われています。ここにアップできる画像がないので、調べてみてください。井桁に橘っていうのが日蓮さんのご紋だったそうですよ。実は、こんな風にして、神社、寺、ご首題と、ご朱印帳を3冊持ち歩くわたしのためにブロ友のnaominさんが特製のご朱印帖バッグを作ってくださったので、昨日はそれを戴きに、高幡不動さんまで行ったのです。この地域もお寺や神社がたくさんあって、naominさんが案内してくださって、ご朱印もいくつか戴いたので、そちらの日記もなるべく早くアップしたいので、この1月14日の日記を急いで仕上げたわけでした。