ベトナム旅行4日目の3 ベンタイン市場でお買い物
ベンタイン市場につきました。いよいよお買い物ですが、何しろ広大な市場に膨大な数の店舗。4人で気の済むまでゆっくり品定めをしながらお店を回ったらおそらく日が暮れても終わりません。2人ずつに分かれ、集合時間と場所を決めて、その時間までに終わらせることにしました。集合場所はここです。スマホでここから外の写真を撮って、場所がわからなくなったら一旦外に出て外の道を壁沿いに歩いてその写真の景色の場所に戻れば会えるはずと打ち合わせ、わたしはYちゃんと、いざ出陣。わたしが買いたかったのはこの二つ。歩き出してすぐ、ポーチなどを売っているお店をYちゃんが見つけてくれました。売っているポーチは、仕立てもしっかりしているし、刺繍も手刺繍で結構豪華。でも、お店のお兄さんに値段を聞くと電卓に40,000ドンと打ち込んで見せました。計算も早くなって、2,500円とこちらは脳内電卓。一個の値段?と確認したら、そうですって。高いよね?とわたし。そうだねとYちゃん。お兄さんに「わかった。他のお店も見てみるわ。また後で来るかも」と告げて歩き出すわたしに、なんか安くするって言ってるみたいよとYちゃんが言うので、戻ってみると、10%引きますって。それでもまだ2,000円以上なので高すぎると思って首を振ると、「いくつ欲しいですか?ひとつ?たくさんならもっと値引きします」とお兄さん。時間もないし、そういうめんどくさい駆け引き好きじゃないんだけどと思いつつ、「たくさんはいらないわ。欲しいのは4つだけよ。」そこでまた電卓登場。今度は28,000ドンです。30%オフですね。換算すると1,700円くらい?そう言えばガイドブックに書いてありました。市場などで買い物する時、値段交渉するのは良いがあまり法外に値切るのは良くない。30%くらいが目安、と。値切りたいわけじゃないけど予算オーバーです。もう少し安いのが欲しいから、やっぱり別のお店も見てみるわと言おうとお兄さんをみると、また電卓の上を指が動き25,000という数字が入りました。1,500円くらいね、とYちゃんに言うと、いいんじゃない?と目顔でお返事。実は3つで4,000円ぐらいと思っていたのですが、良いことにして、OK、買うわ。ということで商談成立でした。値段交渉は苦手と思っていたけれど、できてしまいました。お嫁ちゃんとお嫁ちゃん母、お嫁ちゃん妹に一つずつ。もう一つは男子メンバーWKくんが奥様に頼まれたというので代理購入。ミッション、まずひとつ完了です。後はベビー服ですが、良さそうなお店が見つからないうちに集合時間が近づいてきたので、とりあえず集合場所に行ってみると、その向かい側にお洋服のお店が集まっていました。早めに全員揃ったので、その一角を探検したいとお願いして見に行きました。ワンピースやブラウス、パンツなどレディースがほとんどでしたが、モノもデザインもいいものが多かったので、ベビー服はあるか聞いてみると、案内してくれてたくさん品物を見せてくれました。それで写真のパンツとワンピースのセットを買うことにしました。わたしがベビー服を見ている間にワンピースを見ていたC子さんが1着買うと言い、2人で合わせて2着買うけどディスカウントできる?と聞いてくれました。すると、返ってきた答えは、「このお店は国営店なので値札の値段でしか売れません。NOディスカウントです。」というものでした。彼女が天井を指差すとそこにはFIX PRICEと書かれた板が下がっていました。そんなルールもあるの!?しかもこんな市場に国営店!?ほんとにびっくりでしたが、品物は気に入ったし、値段も高くはないので買いました。ベビー服は、刺繍も手刺繍っぽいし、綿100%のとても肌触りの良い生地で、後で計算したら1,000円弱、とても良い買い物でした。でも、ベンタイン市場のお店は、ドンコイ通りなどにあるような高級店に比べれば安いので観光客には人気だけれど、市民の人たちは高いと思ってるって前日のツアーのガイドさんが言っていました。国営店では市民もあの値段で買うのでしょうし、他のお店も市場の外の露店みたいなお店に比べればやはり高いのかもしれません。とはいうものの、わたしたちは「でも、良いんじゃない?わたしたち観光にきて、ここでたくさん楽しませてもらってるんだし、その分くらいはお金使わないと申し訳ないわよね?」と意見が一致したのでした。