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カテゴリ:情操教育
21世紀美術館でM(息子) が一番楽しみに
していた作品。 以前、森美術館での展示を観て 感銘を受けたようです。 作品はプールの中から上を見上げること と、プールの上から中を覗く両方の アプローチが出来、仕掛けと分かって いるのに驚きがあるという… リアルさが不思議な感覚でした。 光庭のひとつに設置されたプール。ライムストーンのデッキが周囲を縁取り、ここから波立つプールを見下ろすと、あたかも深く水で満たされているかのように見えます。実際は、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっていて、鑑賞者はこの内部にも入ることができます。プールを見下ろして水の中に人を見つけたときの驚き、内部からの水上を見上げる眺めといった多様な経験が展開される本作品は、あたりまえの日常の感覚を揺さぶるとともに、一旦仕掛けに気づいた人に作品との積極的な関わりを促し、さらには、見る人同士の関わりをも生み出すことになるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.21 10:09:41
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