先週末はバレエ教室の発表会。
金曜日からリハーサルでホール入。
土曜日は子どもたちもリハに入り
日曜日の本番に向けて気合が入る。
楽屋に入ると、気持はダンサー!(カラダは・・・?)
今回はいつものホールより少し小さいのだが
その分客席も楽屋も舞台に近くて、
なかなかアットホームな感じ。
いつもは教室が違うのでなかなか会えないメンバーとも
すぐに毎日一緒にいるかのような
わきあいあいとした雰囲気になる。
同じ目標、同じようにバレエがすきという気持が
年や仕事や、環境を越えて「同じ仲間」になれる。
私みたいな初心者でも、
小さい頃からバレエを習ってきた上級者と
同じ舞台に立つということで
仲間として受け入れてもらえることが
なによりも嬉しい。
今回子どもたちの発表とクラシックは第一部
コンテンポラリーと大人の演目は第二部という
入替制の公演になった。
大人たちの舞台になると、
みんな慣れているというか自主性があって
舞台での自分の場所とか
出るタイミングとか
先生にいちいち指示されなくても
やるべきことがみんなわかっている。
今回もおっと目を引く照明の中
いつにも増してみんなの踊りが輝き出す。
自分の意思で自立して踊っているという感じ。
これも先生の指導の賜物。
すばらしい育て方だと思う。
子育てや部下育ての参考にさせて頂きたい・・・
発表会に出て踊ることももちろん好きだけど
こんな、舞台が出来上がるまでの色々な動き、
監督さんや裏方さんの仕事を見ること、
要するに「舞台」というものが
とても好きだ。
この大きな輪の中に、自分もいるということが
すごく楽しい、嬉しい。
だからやめられないんだよね・・・
当日朝は、2部にしかでない私は
子どもたちのメイクや衣装がえのお手伝い。
ベテランのお姉さんでさえ
やるのをためらうアイライン引き。
「いえ、私はいいです」なんて後ろに下がらないでよ~!
メイクの仕上げのNさん一人じゃ間に合いそうにないので
しぶしぶ私もお手伝い。
私の後ろでは、子どものお母さんが
わが子のメイクが出来上がるのをじっと見ている・・・
プレッシャー!!
そして、何人かやってみてわかったののは
一重まぶたの子の方が、メイクしやすい!
変わり映えがする!
お母さんが喜ぶ!
そんなこんなで、有無を言わせずメイクも終わり!
きれいなチュチュを着てはしゃぎまわる子どもたちを
舞台袖に連れて行き
隣の子にちょっかいを出してけんかになるのを止めながら
衣装を取替え、髪飾りを取替え
無事に第一部も終了。
子どもたちも3回目の発表会くらいになると
見よう見まねで自分でメイクしたり、
着替えもお互いにやりっこしたりする。
そして舞台袖に行くと
真剣な表情で出番を待つようになる。
もうりっばなダンサーだ。
今は大人になったお姉さんたちも
先輩のやってるのを見ながら
こんな風にして育っていったのだなあと、しみじみ・・・
している場合ではない!
夜になれば、今度は私も出るんだから!
自分の舞台に集中!!
メイクして衣装に着替えて
ダンスシューズをはいていると
だんだん日常を忘れて舞台に入っていける。
舞台の袖では
ベテランも新人も
みんな同じように緊張している。
さあ!舞台の幕が上がる!
・・・そして・・・・
あ~今回も楽しかった!
思うように踊れたかどうか
いつものようによく覚えてないけど
(そして次回こそはもっと上手くやろうと誓うのだ)
幕が降りた後の開放感は
何物にも変えがたい快感だ。
(そしてまた次の舞台にも出たいと思うのだった)
楽屋でみんなで写真を撮って
「愛人K」さん(役名)と
「舞台はやめられないよね~」と
同士の誓いをたてるのであった・・・
カラダの動く限り細々とレッスンを続けて
前回よりは上手くなれるように
がんばりますから、
先生!次は何をやるの~!?