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カテゴリ:何かの足しに
明日は父の日だそうです。
母の日に贈る花がカーネーションだというのを、あまり知らない人はいないと思うんですが、対する父の日に贈る花がバラだということを知ってる人は、案外少ないみたいですね。 いや、調べてみたんですよ。 もしかしたら、花屋の陰謀からできたローカルルールだったんじゃなかろうかと。 そしたら、ちゃんとした由緒あるものだとわかって、一安心(笑) 子どもの頃から、花屋の売り子をしてまして。 じゃりん子チエとまではいかないけど、小学生になる頃、繁忙時はそれなりの戦力だったのです。市場の子どもはそれが普通の時代でした。 特に、母の日や父の日のように「必ず日曜日」だったり、お盆、暮れのように「必ず長期休暇中」の時は、手伝うのが当たり前でした。 それで、父の日。 昔から知ってる人は知ってたんでしょうね。 母の日に比べると豪華な花束を求める人が多く、子どもが買いに来ることは稀でした。 やっぱり普及活動がうまくいかなかったんでしょうか。 いま、ネットで調べても「知ってますか?」という調子の記事が多く、うーん、あまり知られてないんだなと苦笑しました。 バラにはトゲがあります。バラのトゲを、花を痛めずに上手に落とすのは難しかったんですよ。 コドモにはさせてもらえなくて、悔しかったです。 親父がいとも鮮やかに処理するのを、手品を見るみたいに眺めてました。 それで、ゴミにされてる開ききったバラをこっそり拾ってきて練習したりして。 簡単にできる道具があるけど、花鋏でやったほうが加減できるんで痛まないそうです。 輸入ものが増えてバラの価格が下がった頃には、やっと売り物でも処理させてもらえるようになりましたが、やっぱり道具使ったほうが早かった(笑) 薬をたくさん飲んでいて、いろんなことができなくなっているわたしですが。 花屋の売り子だけは、どんなにダメになってもできるなあ。 幼少時からカラダで覚えたことというのは、ほんとに強いもんです。 ただ、仕入れを学ばなかったので、経営ができないというのが最大のネックかな。ああいうナマモノ仕事は、仕入れ命ですもんねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月20日 22時11分57秒
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