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Mar 27, 2006
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カテゴリ:考える
このテーマで書いていいものか・・・ちょっと迷う内容になるかもしれません。
気を悪くされる方がいたら、すみません。
今の私の正直な気持ち、です。

最近、周りで妊娠・出産ラッシュです。
一番近いのは、義理の姉。
年末に妊娠が発覚し、8月出産予定。
昨年、出産した友達や、妊娠報告を受けた友達もいます。

でも、実は・・・かなり人事に思っていました。
というのも、私自身、結婚して半年経ちますが、妊娠には積極的ではなかったんです。
というか、怖かったんです。
『親』になるということが。

いずれは、子供を産んで、育てていきたい、という思いはあります。
でも、その思いをまだ身近なものに感じられなくて。

旦那とは、結婚前から子供については話しています。
私たちの共通の見解は「自然に任せよう」ということ。

でも、私はどこかで「妊娠する」ということを恐れていました。
それどころか、できない方がいいんじゃないか・・・とまで考えていました。


昔は、こんな考えをしていませんでした。
私は小さな頃からかなり古風な考え方をしていて、女の幸せが「結婚と子供と家庭」であると信じて疑っていませんでした。
母親が、その通りの幸せの形を作ってきたので、私もそうありたいと願ってきました。
それこそ、恋愛も良く知らないような、幼い頃から。

でも、ある時、こう願うことが間違いだったと思うことがありました。

前にも書きましたが、2年ほど前から、パニック障害を持っていた私。
病気のきっかけとなった人間関係の中の人で、身内に障害のある方がいて、常にその方を中心の生活を送ってきた人がいました。
そして、その人にこう言われたことがありました。

「もし自分に障害のある子供ができたとしても、精一杯育てる自信はある。でも、アンタにそれができるの?たぶん無理だよ。」

と。

こう言われた当時、まだ旦那には知り合っていませんでしたし、自分を全否定されて自信を完全に失っていたこともあり、私は、こう言われることが最もだと思い込んでいました。

それからですね。
私には、子供を産んで育てることなんてできないんじゃないか、って思うようになったのは。


このようなことも含め、パニック障害という病気が発病したのですが、旦那と知り合ってからは、私自身の自信の無さよりも、仕事関係の悩みの方が大きくなったので、仕事を辞めてからというもの、すっかり、この頃のことを忘れることができていたんですが・・・。

どうも、深層的には根強かったみたいですね。
最近になって、子供について考え直す機会があり、こう言われたことを思い出しました。


実家の母に、子供をつくることが不安だ、と相談した時、一言「アホ」と一蹴されました。
誰だって、不安だ、って。
できるかできないか、まだわかりもしないうちから、そんな風に考えすぎる必要はない、って。
母親になるってことは、今私が思っている以上に、強くなることだ、って。


なんかね。
ふっきれましたね。


あ~、何を悩んでいたんだろうって。
素直に、幼い頃からの夢を願っていればいいんだ、って。


『普通に結婚して、普通に子供を産んで、普通に幸せな家庭を築く』

これが私の夢だって思い出しました。

ただ、旦那と話していた「自然に任せる」というのに変わりはありません。
もし、それでできなかったとしたら・・・。

多分、それでも旦那と二人で築ける『普通の幸せ』を探していくことになると思います。
そうなったとしても、幸せになれる旦那だと思って、結婚したんですから。


そして、自然に任せた結果、赤ちゃんができたとしたら・・・。


今なら、きっと、心から喜べます。


















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Last updated  Mar 28, 2006 12:52:08 AM
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