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【中古】アニメDVD モノノ怪 伍之巻「化猫」[初回限定版] ホラーが観たくなった。 子どもと楽しめるお化けの話を探す。 そこでみつけたのが、『モノノ怪』という番組。 ホラーというより、怪異譚である。 絵も美しく、これが意外に面白かった。 クリムトと切り絵と、広重とインドの影絵を混ぜたような。 人の顔は、昭和初期の絵本風でもある。 しかし主人公と、登場人物のうち若い女性は現代のアニメ風。 主人公はなかなか良い味をだしている。 若い女性は、どの役も、ちょっと絵柄や口調が苦手なタイプだった。 絵芝居やドラマ風の雰囲気のなか、そこだけアニメっぽくて… 「若い女性」というものは、実際社会の中でそういうものかも知れないが。 狙ってのこととも思われないけれど。 画面は多色使いだが、全体に淡い色調で、色褪せた木版浮世絵のよう。 第一話は、動きも所々影絵芝居のようであったが、 これは後のほうになると無くなってしまい、少々残念。 最終話は、昭和初期のマッチ箱の絵みたいな感じ。 お話はサスペンス調で、作りは幻想的。 こういう夢幻奇譚は、好きだ。 先行作品もあって(『怪 アヤカシ』)、こちらは近世の怪談がベース。 一話だけ視聴した限りでは、普通の怪談話のようだ。 数話ずつ連続の三部構成。 続編『モノノ怪』に登場する主人公は、三つ目の話に出るらしい。 鍋島の化け猫騒動の話という。 私にとっては、お気に入りの怪談なので、どんな仕上がりか楽しみ 『モノノ怪』は、なぜか子供も気に入った。 地下鉄に化け猫が出る最終話など、翌日に、 「地下鉄の、赤い猫さんのお化け、もういっかいみる」とせがむほど。 以前テレビで観た『夏目友人帖』というお化けアニメにも、 猫のお化けが登場し、息子のお気に入りだった。 (正確には、まねき猫に封印されていた大きな妖怪) 化け猫好き 最近、子供が湿疹で皮膚科を受診した。 原因は不明だし、一か所に出て消えてまた別の場所に出るという状況。 塗り薬が出て、様子を見ることになった。 怖い感染症や病気の特徴とは違うとのこと。 かかりつけの皮膚科さんで、とても優しい老先生。 かゆいよーと泣いていた息子、暴れもせず、泣きもせず、 診察後は多少元気になった。 優しさは最良の薬だ。 感謝。 先日の、婦人科に対して不満を持った自分が、小さく見えて反省す。 そんなわけで、お外遊びは当分できない。 雨も降っているし、屋内でノンビリと過ごす。 今日も「地下鉄の赤い猫さんの続き」をせがまれそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 3, 2009 10:36:59 AM
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