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November 5, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
1週間ほどの入院をして、卵巣のう腫を除去手術してきました。
痛みはほとんどなく、眠かったことだけが印象に残っています。

のう腫は「デルモイド」というものでした。
遺伝子情報の暴走で、髪の毛や歯「だけ」を作ってしまうそうです。
作られた髪の毛や歯は、排出されずに子宮の裏あたりにたまってしまう。
ほおっておくと、捻じれたり腐ったりして救急車騒ぎになるようです。
そうなるまで、自覚症状が少ないため、気づかれない場合が多いのも特徴です。

内診かエコー検査でしか発見されないそうです。
また、小さいものが妊娠時に発覚しても、放置してしまう人も多いらしいのです。
私もそうでした。
長径8cmにまで育っていました。
手術後に、のう腫は子宮より大きくなっていた、と写真を見ながら説明を受けました。
そこではじめて怖くなったくらいに、無自覚でした。

術後、1日ごとに目に見えて回復するのが面白かったです。
昨日はできなかったことが、今日はできる。
「かがむ」とか「腕で支えずに寝返りを打つ」とか。
手術後、酸素多めで病室に帰って来たそうですが、
痛みや悪心もほとんどなく、ひたすら眠かったことを覚えています。

入院前後、大掃除決行。
4年ため込んだ、がらくたのヤマに呆れつつ…

♪ここの おうちは かみさまの いつも おいでの おうち ですね

こんな散らかった家にも、おいでくださった神様。
塵とガラクタに埋もれて、本領発揮できず、
さぞや口惜しかったことで御座いましょう。
ゴメンナサイ。

家の惨状も体調も、退院後、順調に回復しています。
お祈りしてくださった方々のお陰だと思い、感謝しております。

病者、死者への思いが、より具体的で身近なものになった1週間でした。
死者の月、いっそう心を込めて祈らないといけませんね。

先日、幼稚園での聖書講座で、マザーテレサの「死を待つ人の家」が紹介されました。
死んで行く人の宗教で、お葬式をする。
当たり前のようで、行き倒れ収容施設に於いては、かなり画期的な待遇のようです。
現代ですらそうですから、マザーが活動をはじめた頃は、さぞ大変だったでしょうね。
マザーテレサ、静かなる烈女ですな。

静かな女の一念は岩をも通すのです。
穏やかなご婦人のゴリ押しは大抵通ります。
女は怖いです。失敗

子供のころ、単純に感動して「遠い国の偉人」と思っていましたが、
大人になったら、人間として、信仰者として、「身近で偉大」な面が解って来ました。
若いうちに、こうした深さを知り「違う生き方(修道生活)」に入られる方々は、
やはり、特別の使命を持っておられるのだと思うようになりました。

歴史的にも、現実に目にする修道者にも、「意地悪」どころか「犯罪者」すらおりますから、
そのへんがどうも、スッキリしなかったのですが、
不惑の年に近付くにつれ、朧げながら見えてきました。


最後に…

古い「食後の祈り」には、現代では消されてしまった、死者への祈りがあります。
気に入っているので、家ではこれを使っています。

とこしえに しろしめしたもう 全能の天主
数々の おん恵みに感謝したてまつる。
願わくば 死せる人々 
主の おん慈しみによりて 安らかに 憩わんことを

アーメン





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Last updated  November 5, 2009 01:24:20 PM
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