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March 2, 2010
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カテゴリ:カテゴリ未分類
友人から楽器を借用し、フィドルに挑戦中。

初めて触るバイオリンにオドオドしながら、とりあえずは無料体験へ。
思った以上に難しい。
リズムを気にすると、弓の真ん中辺でチョコチョコになっちゃう。
先生のおっしゃる「弓の全体を使う」や「弓と弦は直角に」を意識すると、
リズムも何もかも、滅茶苦茶~ショック

お教室を幾つか調べてみたけれど、
決まった曜日に決まった時間があかない育児母なので、かなり難しい。
調べた範囲、お月謝はだいたい一万強。
高い…
維持費も考えると、子供に電子ピアノ買ってやる予算が消えてしまう。
現在は、習うのは無理。

そこで、youtube の how to ビデオを観る。
更に教則本を購入。(the irish fiddle book)

わかったこと。

1、バイオリンは弓の全体を使う。フィドルは上半分もしくはせいぜい3分の2だけ使う。
2、小指は弓の下のほうを使うとき以外は、弓から離れていることが多い。
3、お箸を動かすみたいな感じで弓は軽やかに弾むように動かす。
  (感覚的には、ボーランのティパーと似ているように思った。)
4、弦を押さえる左手も、踊るように運指する。
5、上級者になると、足まで踊る(楽器は体の一部みたい)。

フィドルっていうのは、要するに、踊りの地方(じかた、BGM)ではなくて、
ダンスそのものという感覚らしい。
楽しそう。難しそう。やる気出てきました。でもオドオドしょんぼり


そして、教則本は、
音符の種類、リズムの種類から始まる。
リズムには、8分の9や8分の12という、アイリッシュトラッド特有のものも出ている。
次に楽器の持ち方、弓の持ち方、使用法。
チューニングについて。
開放弦の練習。
ここまでで31ページ。

ホームキー(D)のレッスン。
まずは4本中真中の二本の弦(DとA)で、
Dの一オクターブ分。
音階の次にはじめてのチューン(曲)。
36ページからは、下のソから上のシまでを使って、
ニ長調のポルカやエアー。
そこから二ページくらいづつ使って、G、A、Cの長調を学ぶ。

42ページから122ページまでは、
いよいよ本格的フィドルの講義。
練習曲と解説が入っている。
写真など入って、以降は101曲の楽譜集と関連書籍や曲目紹介などの付録。
別売のCDもあるようだが、今のところは探していない。
あったほうが、いいのだろうけれども、予算がもうない…


バイオリンにはフレットが無い。
が、これは案外なんとかなるものだった。
なにしろ、初級フィドルは、二オクターブ単音のみで100曲以上弾けてしまう。
もちろん、初級終了時には、という意味であるが。
おおざっぱな音程が取れれば、一応は曲に聞こえてしまう。
(この際、音質とかリズムとか音色とかは不問。)
微妙になってくると予測される高音域は、出来なくてOK。
そもそも、そんな音使わない曲ばっかだもーん♪

もちろん、人前で演奏するのならば、何ともなっていないかも知れないが。


で、現在は、D の曲を練習中。
題が読めない。英語訳も載っているが、原題のゲール語が読めない。
おこづかい貯めて『ゲール語四週間』購入予定。
辞書まで買うと、ふたたび子供ピアノ予算が無くなるので自重。

ちゃんと持てているのか、弓の扱いはあっているのか、よく解らない。
でも、それほど体に負担はかかっていないし、
教則本もエチュードではなく、ひたすらチューンの練習で、
フィドルの魂を習得して行くというスタンスが楽しい。

文字中心の解説なんだけれども、とてもわかりやすい教本だ。
ただし、一応は音符の基礎から書いてあるけれども、
はたして本当の音楽初心者が解るのかどうかは、不明。
たぶん解ると思いますけど。
特殊リズム以外は、小学生の音楽授業レベルの内容だし。

よく、ピアノ等習わないと楽譜読めないと聞く。
が、それは高度な発想記号とか、オーケストラ譜の解読(笑)のことではないだろうか。
もしくは、授業を聞いてないかしょんぼり
後者の場合は、音楽レッスンに通おうがどうしようが、読めるようにはならないと思う。

小学校のうちに、ヘ音記号まで習ったように記憶している。
私はピアノを数年習っただけだが、主に学校の授業だけで、
簡単な曲なら、十分楽譜は読めるようになった。

もっとも、音楽愛好家で楽譜読めないひとって、結構いるようだ。
もともと、記譜法なんて、耳も記憶力も悪い人に伝承してゆくために発展したのだし。

私はまさしく、耳も記憶力も悪いので、楽譜が無いと何もできない。
歌だって覚えない。音楽趣味の方に驚きあきれられたが、事実だ。

そんなわけで、楽譜を頼りに練習中。
最初のオドオドはどこへやら、練習時間を作れる日が嬉しくなってきた。
ただし、音楽の出来る方に聞かれたら恥ずかしい。

しかし、フィドルを人気の無い公園で思い切り練習したあと、
ホイッスルを練習すると、小さな音に聞こえて油断してしまう。
バイオリンという楽器、音が大きい。
一般家屋内での練習は、きっと苦情もしくは通報を受けるだろう泣き笑い





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Last updated  March 2, 2010 02:03:35 PM
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