冨士山麓の神社仏閣(7) ・ 忍野忍草(しぼくさ)諏訪神社と「暴れ神輿」の例大祭
忍野村の一区域の忍草地区に古い神社がある。忍草諏訪神社です。忍野浅間神社の中に祭られている。その浅間神社の例大祭が9月19日・20日に行われ、メーンは「暴れ神輿」という昔から有名な祭らしい。忍草諏訪神社について諏訪神社の祭神は大国主命第二子 建御名方命(たけみなかたのみこと)。古来より農業の神、狩猟の神、武神として信仰され、本宮は諏訪大社。神社忍草諏訪神社の創建は不明ですが、慶長八年(1603年)に神殿再建。現在の社殿は明治44年の暴風雨で倒れたケヤキの大木に破壊された後、昭和6年10月2日に再建された。忍野村忍草の忍草浅間神社内にある忍草諏訪神社で19、 20の両日、 「暴れ神輿(みこし)」で知られる例大祭が行われる。 五穀豊饒(じょう)と悪鬼退散を祈願する勇ましい祭りです。 かつては丑の刻(午前二時前後)にも神輿を担ぎ回り、 家々の塀や壁を壊すほどの暴れっぷりだったというが、 道路の占有許可が必要となるなど祭りの規制が厳しくなるにつれ「往時ほどの荒っぽさはなくなった」(村)という。神社の祭礼の神輿(みこし)渡御に際し、本宮を出た神輿を迎えて仮に奉安する所。仮宮。仮屋。頓宮(とんぐう)。神輿宿。神霊社。おたびどころ。[季]夏。 神輿19日は夕方6時ごろから、 厄年を迎えた42歳の男性や青年らが練り歩き、 お旅所に安置。 翌日は午後1時ごろから神輿は再び担がれ、 宮入り直前には御神歌がうたわれる。忍草のお旅所お旅所とは神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。神輿(みこし)宿り。仮宮。おたびどころ。神社の祭礼の神輿(みこし)渡御に際し、本宮を出た神輿を迎えて仮に奉安する所。仮宮。仮屋。頓宮(とんぐう)。神輿宿。神霊社。おたびどころ。[季]夏。案内図