全て
| カテゴリ未分類
| 子供のこと
| 遊びにいってきたよ!
| 手作り大好き!
| 今日の料理
| ガーデニング
| 買物
| こんな休日
| ☆お取り寄せ~☆
| ひとりごと
| 大好きパピヨン♪
| 仕事場で
| お家でパンづくり
カテゴリ:カテゴリ未分類
アニメの方を何度も見ていただけに、ドラマになるのを聞いた時は
えっ?どんなになるのかな~?って思ったのですが、実際に見てみて、 見て良かった…と思えるドラマでした。 アニメでは、‘おばさん’は、きつくて悪い人…で終わってますが、 そのおばさん役をやってたのが松嶋菜々子。 最初は子供達に優しい彼女も、食料が乏しくなるにつれ、自分の子と預かった子を 分け隔ててしまう…。 せい太(せつこのお兄ちゃん)に、夫の戦死を名誉だと言われたおばさんは、 せい太にますます厳しくなる。 おばさんに厳しくされた2人は自炊し、家を出て2人で暮らすようになる。 農家から食べ物を盗んだお兄ちゃんを警察に引き取りに行き、ボコボコに殴られて腫れ上がった顔を見ても、おばさんの心はかたくな…。 2人を受け入れる余裕などなかった。 長女に「お母さんは鬼よ」と言われようが、 憎むなら戦争を憎めと。。。 戦争が終わり、おばさんの長女とおばさんがふたりを探しに行った頃、 ちょうどせつこが衰弱して亡くなり… せつこを火葬して遺骨をドロップの缶に入れ…。 神戸三ノ宮駅構内で力なくうなだれているお兄ちゃんが力なく目をとじ 「せいたが神戸三ノ宮駅で亡くなり他の浮浪児と荼毘に伏されたのは、戦争終結後約1ヶ月。戦災孤児を保護する法律ができた翌日でした」というナレーション(長女が年をとった設定で語る)がはいる。。。 東京に帰って子供を4人の子を必死で育て上げた母親(=おばさん)は、それから死ぬまで1度も戦争の事をはなさなかった…。 長女が年をとり、孫娘に話しをしながら、ドロップから出したこなごなの骨を 橋の上から川(2人が自炊した川だろうな)に撒いた。。。 せつこ役の子役さんも、お兄ちゃん役の子役さんもすごい演技が上手で、 それが演技さなんて見ている私には思えない自然さ。。。 ほんと、泣けて泣けて仕方なかった。。。 ドラマを見終えて。。。 今の平和をありがたく思わなきゃ…ってのが一番です。 おなかいっぱい食べられる幸せ。 家族がいっしょに暮らせる幸せ。 私が愛する祖母は、負けず嫌いで、とってもとっても精神的に強い。 強情だけど、とっても優しくて、とっても温かい。 子供(私の父)が3つで夫が戦死し、舅・姑・息子を食べささねばならず、 息子を兄夫婦にあずけながら住み込みで女中奉公。 田舎の舅・姑に仕送りしながら数年がんばったそう。 低所得の母子家庭が入れる母子寮に息子と2人で住める話しを聞いた時は、 本当にうれしかったとその頃を思い出して話してくれる。。。 農家の出で学も無く…。 それでも生き抜いて来た祖母は、いろんな辛い目にあっただろうなと思う。 どんな状況かは聞いていないが、 ぎゅうぎゅう詰の列車に息子(父)と乗っていて落ちそうになったとき、 ふと、‘このままとびおりて死んでしまったら楽に…’っていう のが頭をよぎったという。 そのとき、祖母と父をかばうように覆い被さってくれた男の人がいた。 「変なこと考えたらあかん。生きてたらきっといいことある」って。。。 それからは、どんな辛いことがあっても祖母は、「きっといいことがある」って 思って生きてきたそう。。。 今の彼女の楽しみは、ひ孫の顔を見ること^^ 息子(父)が親孝行でない分、私が優しくしてあげるからね(笑) 今も地球のいろんな所でおこってる戦争。。。 犠牲になるのは罪も無い人々、子供達。。。 地球から戦争がなくなる日って来るのだろうか。。。 どの子供たちも笑って暮らせる世の中になってほしい。。。 せめて、私の子供達には、戦争の悲惨さ、命の大切さ、平和のありがたみ を伝えていきたいな。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|