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カテゴリ:本
今度映画にもなり、また以前ブログでも本の紹介した「チーム・バチスタの栄光」
など書かれた海堂 尊 さんの提言的作品です。 以前までの作品は、この作品を書く為の伏線のように感じます。 内容も、以前の作品に出てきた登場人物を用いて分かりやすく問答形式で話が 進んでいきます。 自分たちはこんな曖昧な中で、人生最後の判断をされていたのだ、と驚く事の連続です。 ただ1つ残念なのは、プロローグの最後で、作者自身がAiについて 日本に根づかなければ、仕方が無いという、諦めの気持ちを持たれている所です。 もちろん今までの作品の中でも現代医学の矛盾・そして作者自身が医者という当事者 なので理想と現実の壁が高いのは分かりますが、そのような事柄だからこそ強い意志 を感じたかったです。 参考まで 死因不明社会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.03 10:34:32
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