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カテゴリ:本
先日のブログで「戦場から生きのびて」がシエラレオネの少年兵士側からの話でしたが
この本はもう一方側の少年兵士から武器を説得して取り上げ、更生する武装解除人 の話です。 14歳の世渡り術といったテーマが付けられていて、難しいテーマでありながら文章の行間も広く、難しい単語にはふりがな、意味には書籍下部に簡単な説明が記述されており、読み手への 配慮が感じます。 P100 5行目の著者の苦悩の言葉が胸に突き刺さります。 最後の章 平和獲得する新しいメソッドでは、とても面白い平和獲得への方法 や、ODAに対する見解、また日本=JAPANの製品に対する責任という新たな面も 感じさせるものでした。 「戦場から生きのびて」と「さよなら紛争」の両方を読む事で、お互いの立場での考え、苦悩を感じさせてくれると思います。 PS.著者の 「崎」の字は右上の部首が大きいではなく「立」です。 さよなら紛争 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.31 10:46:50
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