◇◆◇きん かーお るーやん？◇◆◇

比較的マトモそうな他の観客達もこの場を立ち去ろうと必死で、ゲート前は大混雑。もみくちゃにされつつ外にやっと這い出て、さらに出口目指してダーッシュ。ここまで来ればもう大丈夫かちら？ｾﾞｪｾﾞｪ。
さてどうしよう。客待ちしてるバイタクもタクシーもいる気配まったくナシ。ﾁｯｷｼｮｰみんなバイクや車で帰っていくよぅ・・・やっぱりこんな事態になってしまったわん。Co-opの敷地は広いけど２４時間やってるGSとセブンイレブンがあるだけで辺り一帯見渡すかぎりの野原。はじめはヒッチハイクなんて手も考えたよ。でもこの人にお願いするのはちょっとキケン・・・な人達ばかりで諦めた。GSの従業員が親切でガソリン入れてくお客にそれとなく尋ねてくれたりもしたんだけどまず市内に向かっていく車がない。パトロールの警察の車に送ってもらえるよう頼んでくれたりもした。「外国人が困ってたら助けるのも警察の仕事なんだからﾄｰｾﾞﾝ」って自信持って言った割にはあっさりｽﾙｰされてたが。プンピン警察の対応のおかげでますます警察不信になったワタシである。
もうすぐ２４時。だんだん人が少なくなってきて静かになってきちゃったよ。従業員の話によると朝６時になったらプンピン駅まで行くソーンテウがココの前の道路を通るらしい。よし、もう腹はくくった。朝までここで待機決定。
座る場所だけはやたらあったのですっかり客足が途絶えてヒマになったGSの従業員とおしゃべりしたり、M-150飲んで眠気を覚ましたり（眠り込んだらホントに野宿になってしまうのでw）、おまけにセブンイレブンの前に置いてある、１バーツ入れる体重計に載ってみたりもした。コレで体重量ってる間音楽が鳴るのが恥ずかしいという理由で今まで量ったことなかったんだけど辺りに人がいるわけじゃないしチャンスとばかりに初体験。わはは。

待つことには慣れてるオレ様♪なんだかんだで時間は経過。ただねーどうせ暑いからと思って上着持ってこなかったことに後悔した。明け方けっこう冷え込んでくるわ蚊の集中攻撃受けてうでがﾎﾞｯｺﾎﾞｺになっちゃうわ←後悔すんのそこじゃないだろって気がするが。
５時過ぎた頃いても立ってもいられなくなって立ちくらみ起こしつつ道路に出てソーンテウ待機。
待ちに待った６時！始発駅出てココに到達するまでの時間はあるにしても、スクールバスや地元のソーンテウなんかも通り出してタウンまでの道が見えてきた！ってカンジ？疲労はピーク、クマはでき血走った眼で道路っ端に佇むワタシの傍らに小学生らしき男子が寄ってきて「ピー、ココはプンピン行きのソーンテウ通りますか？」
あのねぇ・・・どう見てもタイ人じゃなくて明らかに地元民じゃないであろうオイラに訊くなって（爆笑）！！！他に適当な人がいるでしょうっての。でも答えてあげちゃったわよ、ワタシときたら。「チャイヤーを６時に出るのがあるって聞いたけど。」ﾜﾊﾊ。
（普段スクールバスを使ってるらしく、ソーンテウについてよく知らなかったそーです。）

思わぬ道連れができたところでソーンテウがｷﾀ━━━━ヽ(´д`*)ﾉ━━━━!!!! これでスラータニに戻れる！マジ、泣きそうになったぞ。プンピンまで３０分、プンピン駅からタウンまでさらにバスを乗り継いで３０分。バイタクの運ちゃん、ワケわかんねー日本人のためにこの道のりをよく来てくれたものだ。
タウンに向かうバスの中、８時頃だったかな？ダーリンから電話がきた。ちょっと、帰ってきてるとか言わないでよ・・・なんか、遠征してるときに限って帰ってきそうな気配だから要注意なんだよな。そういう用じゃなかったけど、フザケて｢今プーケットの超近くにいるんだー｣とか言うからｸｯﾀｸﾀのワタシは「ふーん。ワタシ今スラータニにいるから」って答えたワケですよ。そしたら「Σ(ﾟдﾟ) ｴｯ!? 引っ越したの？」だって。話が飛躍しすぎ～
シャワーを浴びるためだけに２４０バーツ払ったようなもんな宿に辿り着いたのは８時半（ホテル前では昨日の運ちゃんが興味津々な視線を送ってましたw）。目の前にあるバスターミナルから９時４０分発にプーケット行きが出るので急がなくてはﾅﾘﾏｾﾝ！死にそう～。

もう後のことはあんまり憶えてません。途中で雨がすごくてバスが遅れ、結局バイトの時間に間に合わなくて欠勤したよーな(ﾟ∀ﾟ；)