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テーマ:海外生活(7779)
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先週はビザ更新でペナンに行ってました。いつもより早い時間に受け取れたんで3日目の夜のうちにプーケットに戻ってこれたのもラッキーだったし、今回の旅はいろいろ出会いがあって今まででいちばん楽しいビザトリップだったかも。買い物と食べ歩きばっかで未だにペナン島観光したことないクセに何言ってんだか。
ハジャイ→ペナンの車でスイス人の女の子と隣同士になった。勝手が分かってないのとドライバー以下乗員がみんな英語ダメだったんで助け舟出してあげたのがきっかけで仲良くなって、タイ側イミグレーションの長い長い順番待ちの間にすっかり意気投合。いつもは寝てやり過ごす道中が話し相手がいるだけでなんと楽しくなることか。 ところでこの順番待ち、マジで気が狂いそうになるほど。見たところわりとフツーのファラン1人に何手間取ってんだ?ってくらい入念にチェック→オフィスに連れてかれたり、前に並んでたターバン巻いたインド人なんて航空チケットまでチェックされてた。順番回ってきたの40分後。おせーよ!!あげくワタシのパスポートチェックの所要時間、わずか3分。。。なんかヤラかしたの、みんな??? ペナン到着後、「宿決まってるの?」って訊くと「この辺りに安宿が集まってるとは聞いてるんだけど・・・」との返事。ワタシの方は常宿のボロホテルのシングルに空きがなく、200バーツのツイン/シャワー&トイレ共同に泊まるかどうかで迷ってたところ。スサーナって名前のそのスイス人の子は来月インドネシアでダーリンと落ち合うまで1人でタイとマレーシアの島巡りをするとのことで、人のお金、まして必要最低限しか持ってなくって且つパスポート不携帯のワタシ(預けちゃってるからね)みたいのに手を付けるとは思えないし、でもってそっちの方の趣味もなさそうなのでw「部屋、シェアする?」と提案してみた。スサーナは「アナタさえよければ!」と快く了承してくれたのでした。安いといってもドミトリーは苦手だからホントによかった。ホットシャワー付きの部屋に1人110バーツ×2泊。浮いた分でビール飲める♪いちおうタイからビール持ち込んできたんだけどね、足りないよこんなんじゃ。ペナン、メチャ暑!おまけにマレーシアで売ってるビール高いんだもの。 ワタシは早朝プーケット発、スサーナは前日夕方BKK発とお互い長いバス旅をしてきたので、その日は近くの屋台街で軽くつまむ程度に食事をしてさっさと寝ようという話にまとまった。この時、スサーナってばいつの間に引っかけたのか(笑)スペンサーとかいう男(アメリカ人)連れてきた。どうやらワタシがシャワー使ってる最中に知り合ったみたい。この人は・・・ちょっと苦手なタイプの男でねぇ。。。インテリっぷりをひけらかすひけらかす。ボロ宿のフリースペースでノートPCいじってるような奴、推して知るべしってカンジでしょ?シカトこくことに決定。まぁ向こうも「チッ、連れが居んのかよ」って顔してたけど。 スペンサーが「コレはタイにもあるよ、○○○っていう料理でどこにでも・・・」とか言ってる横で「わぁ初めて食べるよこんなの♪うれしい!おいしい!」って喜んでるスサーナに向かってだけ喋ってたよワタシャ。 翌朝。 <コーヒーよりお茶>派というスサーナのために、いつも朝ゴハン食べに行ってる飲茶の店に案内。人数増えるといろいろ頼めるからちょうどよかった。ここでもスサーナは感激屋っぷりを発揮。ワゴンサービスのせいろの中身の写真を撮る撮る。アメージングとかエクセレントとか、感動を表すあらゆる単語を連発してた。スイスでも中華は食べられるしロンドンのチャイナタウンも行ったことあるけど、点心なんて見たことないんだって。「肌にいいんだよ」と勧めた鶏足におっかなびっくり箸を伸ばす姿がカワイイ。最後にエッグタルトとパイまで食べて満腹。2日目の行動はVCD&DVD漁りと決めているワタシなのでこのあとひとまず別行動。 夕方。 宿に戻ってきたスサーナ、開口一番「まむあん、今日もガイズと出かけるわよん☆日本人女子も一緒って言ったらすごい興味持ってたよ」とかます。また引っかけたらしい(笑)。今度はネット屋で。「彼らが紹介してくれた宿、キレイで安かったから明日からそっちに移るんだ」って連れてかれたその宿でワタシ達を待っていたのは旅慣れた雰囲気のアメリカ人(年齢不詳。たぶんワタシより年上)&身長推定2メートルのフランス人(24歳、イケメン)。「ビール飲みに行こう、その前にメシ!」ということで、スサーナのリクエストで昨日の屋台街へ行き、1人あたま2皿ずつ注文。ファランの胃袋にはついていけねぇ。。。この2人はすっごい物知りで面白くて(というわりに、スサーナもワタシも彼らの名前覚えてないのw)『ビバ!国際交流』とか思ってしまった。 ジュース屋台があったのでいろいろ飲み比べしてるうち「これがけっこうイケル」のがナツメグのジュースということが判明。生のナツメグなんて初めて見た(→説明難しいので省略)。そこから「ナツメグって催淫の他にマッシュルームと同じような効果があるらしい」って話になって、「ジム・モリソンやジョージ・ハリスンがやってたメディテーションは・・・」って話やら、「パンガン島で知り合ったヨガの師匠は・・・」って話まで出てきちゃって、バックパッカーやってる人達ってなんでこういう精神世界系の話題が好きな人ばっかりなんだろね←偏見? ちょっと腹ごなししないとビール入る余地がなかったので食後は港にある公園まで散歩。シーフードが食べられる屋台があったり、タイと同じでギター弾いてる人囲んでマターリしてるグループがいたりローカルな雰囲気漂ってます。ここでも物知りアメリカ人の話は尽きないの。「ペナンはマレーシアのシリコンバレーだって知ってる?」アハハ、眠くなっちゃうからやめてってカンジ。 このあと事件発生。 飲みに行く前にATMに寄ったフランス人、カードが飲み込まれてしまいやした。。。24時間対応のサービスダイヤルがなぜか繋がらず(・・・)飲みに行く雰囲気じゃなくなってきたよーな気が。でも当のフランス人がいちばん開き直ってて「朝イチでなんとかするから。ビール代なら残ってるし」だって。アメリカ人が必死になんとかしてくれようとしてんのに、これには笑った。 本人がそう言ってるので気を取り直して深夜の部突入。 お酒飲める店は少なく(おまけに閉まるのも早い)、週末でもないのにどこも混んでて大音量で音楽かけてる店ばっかり。これじゃ会話もできないってんでさんざん歩き回ってアメリカ人が「ココにしよう」って決めた店(いつのまにかリーダー)にて、何飲む?ってメニューを見ると・・・た、高い!喫茶店みたいな店なのにいちばん安いビールで130バーツ/小瓶って。マレーシア人裕福だなオイ! 注文を取りにきた店員にためらいつつもハイネケン注文しようとしたワタシ。と、その前にアメリカ人が遮るように「ここ、雰囲気はいいけど高いからやめとくね」って言った!アメリカ人、さすがだ。NOと言えない日本人。それがまさにその時のワタシの姿。 スサーナとフランス人も同意見だったのでまたしばらく歩いて、結局屋台村みたいなとこに落ち着いた。注文したものがテーブルに届く毎に支払うスタイルなので使い過ぎなくて安心。はじめっからココにすればよかったのよね。 で、各自ビールを注文したワケですがみんな迷わずきっかり自分の分しか払わない。フランス人なんかさー「迷惑かけてゴメン。1杯おごります」なんてないの?ってちょっと思っちゃったからサ(甘い)。<割り勘>スタイルもタイではあんまりないからねー、これはけっこう新鮮だった。スサーナはビールに入れるライムを頼んだんだけどビール代と別にしっかり請求されたもんだからムッとして「これは私が頼んだライムだから欲しい人は一切れ10バーツね」だって。スイス人、フランス人、アメリカ人ともそれが当たり前のようだったから、ケチってのとは違うんだろうな。 飲んでる時はワタシに質問が集中しまくりでまいりヤシタ。自分からあんまり喋らないワタシがつまんなそーに見えたみたい。タイ語も英語も、聞き取りはともかく話すのが苦手なもんで。。。ワタシとしては話の内容理解するので精一杯だったのよね。相手が時間かけて話したことについて一言「イエス。」って返すだけのダメダメさ!おまけに会話の途中途中でタイ語混じっちゃってるじゃん、オレ・・・。 アメリカ人、かなりの早口なのでスサーナとフランス人が時折「今のもう1回言って」って聞き返したりしてるんだけど、2人とも母国語じゃない英語を充分使いこなしてるのを見ててちょっと考えてしまったね。でも単語のスペルに関しては日本人のワタシの方がよく知ってるんだ。日本じゃ英語の学習は書くこと・読むことがメインだからなんでしょーね、テストで点を取るための。あーあ、駅前留学しとけばよかったよ。 アメリカ人はこんなことも言ってた。「カオサンで知り合った日本人の若者はみんな例外なく人懐っこくてイイ奴らだったけど、なーんかあんまり心は開いてくれないんだよナ、なんで?」って。ワタシはこう答えたよ。「日本人は自分の気持ちを人に話すのがうまくない人が多いのと、あとは英会話力の無さ。理由はたぶんそれだけ。」って。思えばワタシの英会話力は高校生の時がピークだったよーな。使わないでいるとこんなに衰えるとは。 3人がワタシに対していちばん興味を持ってたのは年齢!日本人はだいたい若く見えるからアメージングなんだって。フランス人は「今日はカードが出てこなくて最悪な気分なんだけど、ホントの年齢教えてくれたら問題がひとつ解決してスッキリすると思う」なんて言ってんの。10歳近く上だなんて言えるかよぅ・・・。「じゃ、タイ語で言って!」って、アンタ少しタイ語分かるって言ってたジャン。。。 ということで日本語で教えときました。あとは勝手に調べておくれ。 3日目の朝。 チェックアウト済ませてスサーナの宿替えに着いて行く。昨日のフランス人と3人でゴハン食べたあとはもうハジャイに戻る時間が近づいてるワタシ。2日間寝食共にした彼女とお別れする時は悲しくて涙が出そうになる・゚・(ノД`)・゚・。 ヨーロピアンらしくハグ&ほっぺに何回もチューしてくれた。「またいつか会えるといいね~」ってメアドの交換もしたよ。 さぁ、これからは英語だ英語!もっと英語がんばんないと!!←その前にタイ語もどーにかしろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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