セーク様、Welcome back toプーケット!(2)
20:00。何が始まるんでしょ?と地元のタイ人(家族連れ多し)が集まりだすもののまだまだ淋しげな会場。ピュー。(風の音。)ちょっとー、失礼じゃありません?あの大スター様がこんな村祭り会場にわざわざやって来るっていうのに!と1人エキサイトするオレ。どう見てもたまたま通りがかって、って感じの人ばっかりなんだもの。20:15。MCが登場し、今夜の出演者や2日まで続くこのステージイベントの紹介を始めだした。うやうやしくおエラいさんのご挨拶まで始まっていやはや・・・この村祭り、毎年恒例だけど今年は気合いが入ってて<Andaman Festival>っていうタイトルまで付けられてる。出演者もグラミー所属ばかりの豪華メンバー。今夜はまずJoeyBoyが出てくるらしい。「それではJoeyBoyの登場でーす」という軽薄なMCが泣かせる。Joey、カッコよかったよ。観客はみんなおとなしく座って観てたけど。ワタシ達の隣り、同じく最前列に座ってたタイ人女子2名はJoeyを追っかけてBKKから来たらしく、かなりの盛り上がりよう。シャイなタイ人のこと、立ち上がってステージ前まで行くのは恥ずかしい~って言って最後までその場で観ててかわいかった。1時間のステージ後簡単なインタビューがあって、いよいよセーク様の出番!!では我々も・・・と立ち上がりステージ前へ。後ろを見ても前へ出てこようとする人は皆無。っていうかまだ席全部埋まってないしね。ワタシ達2人だけぽつーんとステージにかじりついてる状態。「さーて次は皆さんお待ちかね、セークLOSOです!」と、涙が出ちゃうくらいダサい紹介のされ方で登場。きゃーセーク!!・・・って、遠っ!「もっと前に来て~」だの「来たよ~」だのいろいろ言ってみたけどシールドが短くて出てこれないご様子。後ろに巨大なスクリーンがあるでしょ。ワタシはセーク様に釘付けだからまるで気付かなかったんだけど客席が何度も映されてたみたいなのよね。翌日バイト先のかなりの人数に「まむあん、1人だけスゴイことになってたね」、「歌ってたねぇ~」、「アレは目立つよなァ」などさんざん言われまくる羽目に。振りつきセーク。盆踊り?音を聴きつけ次第に席が埋まりだし、ステージ前まで出てくる若者も増えてきたぞ。みんなでやれば怖くないって発想だ。きっかけ作ったワタシに感謝しろ。ワタシがいたのは中央の貴賓席を境にステージ向かって左側だったんだけど、それが運のツキ。こっち側には血の気が多いのが集まっちゃったみたいでセーク様の「ステージ広いから上がってきちゃえ」の言葉を真に受けホントに上がっちゃったバカがいた。おかげでこっち側のブロックだけ柵で1メートルの間隔を空けられてしまう。ガードマンに「向こう(右側)はなんで柵持ってこないの?」と食い下がってみたけど相手にされず、つまみ出されそうな雰囲気になってきて撃沈。暑くて脱いだ。おーっと今日はいつもの白ブリーフじゃなくて黒ブリーフ(モリ夫とお揃い)!ダンディズム。今日のライブも良かったよ。相変わらずボキャブラリーが貧相で申し訳ありませんが。プーケットにもLOSO好き多いだろうに、知らなくて観れなかった人残念だねホントに。まむあん、セーク様のライブではいつも1曲目のギターイントロを聴くと同時にカラダ中にビリビリッと電気が走って、頭の血管の軽く2、3本はブチ切ってます。周囲の盛り上がり具合には関係なく、いつだってキ・キ・キ・キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!そんな気持ち。歌声にウットリ、ギター小僧をしびれさせるバカテク。それをね、なにげなーくやってる風に見せちゃうところがもうたまらんのです。毎回ドキドキしちゃう。LOSOってファン層が幅広くて、タイ人なら誰でも曲知ってるからみんなで歌って盛り上がれるのも楽しい。Bodyslamのライブも楽しいけど楽しいの意味が違うんだ。やっぱりセークじゃないとダメ。神様ホトケ様、こんなロックスターを世に送り出してくれてありがとー!と感謝せずにはオラれません。ステージど真ん中で1人<ギターで遊ぼう>のコーナー。ここまでしか出てこれない。