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カテゴリ:M・F・Project Day
模型屋さんの開拓実施。
・・・というか、最近全く時間無しで、作れない分をこういった行動で紛らわしてる感じがします。 今日、訪れた模型屋さん、ここ数ヶ月では一番のヒット。 それは、お目当ての商品があったからではありません。 とても、いい光景を目にしたからです。 そこは実に30数年営業している模型屋さん。 お店を守っているのは、おばさんとその息子さんのお嫁さん。 在庫はそこそこですし、なんと言っても女性が仕切っているので店内が片付いてます。 対応もかなり良いです。 価格は精算する時、気が付きましたが2割引き。大丈夫? しかし、量販店の進出が激しい関西でもこのお店は大丈夫だと確信しました。 店主のおばちゃん、かなり勉強しています。昔からラジコンなんかもご主人と一緒に組んでみて、店頭に出したそうで、果ては鉄道模型を販売する為に「鉄道」の勉強もしたそうです。 「ドイツ軍の制服の色」も最初、何のことか分からんかった、と仰ってました。 そんな話をしているうちに、暫くすると、小学生が作りかけの模型をもって「質問」に来ました。どうやら、お城を作っているようです。 色が分からないようで、お嫁さんが説明書を手にとって、的確にアドバイスするんですね。 おばちゃんも「ようできたねえ」とちゃんと声を掛けてあげます。 う~ん、当に「模型屋さん」。私が子供の頃、否、私の場合は幸運にも今でもそういったお店とお付き合いがありますけれど、昔、よく目にした光景です。模型屋さんってこういうところでしたよね。 結局、その子も新しいカラーを購入して、塗り方のアドバイスを受けて帰っていきました。 きっと、この子も、これから将来、一時は模型から離れるのでしょうけれども、こうやって、本当の模型屋さんと接した子はきっと、立派に出戻って、模型を作り出す事でしょう。 このブログで、いつも、専門店vs量販店の話が出ますが、そのどちらにも言い分があって、購入者としては常に使い分けている身です。 しかし、結局、一番イケテナイ店というのは無駄に競争相手を非難するところ。 そう言った点で観るとやはり、意味の無い非難をするのは自称専門店のパパママ店が多いといわざる得ません。 先日、もう一人の管理人トヨクンが京都の古参専門店のレポしてましたが、まともに作る事もできないor知識もないのに、「売れない理由」分析だけ長けてるようでは、「顧客」創造なんて不可能です。 このご時勢ですから、当分、それどころか模型の黄金期はもう二度と訪れない可能性が高いですね。でも、こうやって頑張ってくれてる専門店が少数の模型好き予備軍を育てているのであって、毎日量販店のボヤキをやってるパパママ店は衰退していくのみです。 おばちゃん、頑張って営業続けてね。 応援してます。 text by lunao1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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