Mana-Factory Project

さて、ワタシの方からも静岡ホビーショーの感想を。

まず、何と言っても人手がすごかったです。老若男女が入り乱れ、押すな押すなの大盛況。

メーカーサイドの展示品も凝っていて、

新型スカイラインのレースカーがあったり

日産のあのロボットがあったり、

鉄道アイドルがいたり（って誰？）

と趣向を凝らしていました。

お昼に食べた　　も美味しかったし、

何より、他のモデラーさんの素晴らしい作品をたくさん拝見でき、夜は酒を飲み交わして盛り上がりと、なかなか出来ない体験でした。

ｌｕｎａｏ１氏のＢ１Ｂはでかくて好評、ワタシのブラックバードは、何故か無人偵察機の方が人気でした。

ということで、なかなか充実した二日間でした。

・・・・・

・・・

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という大人な感想はコレぐらいとして、以下からは本音モードで行きます。

ブラック・マナ・ファクトリー　の始まりだぁ～。うけけけけぇ～。

とにかく色んなことがあった二日間でした。

細かく報告すると、一週間ぐらいかかってしまうので、二つだけ報告します。

まず、何と言っても、お客さんのマナーが悪かった　ということ。

模型が好きだからやってきたというより、なんかイベントやってるから見に来たっていう人がほとんどでした。

そのため、模型に触ろうとするわ、アップの写真を撮ろうとカメラが模型に当たりそうになるわ、カメラのストラップが模型にひっかかりそうになるわ、エトセトラ。

正直、寿命が縮みました。二人とも心拍数が上がりっぱなし。何度、声にならない悲鳴を上げたことでしょう。

奇跡的に我々の作品は破損を免れましたが、後ろのサークルでは、ストラップがひっかかって地面に落ちて潰れてしまいました。

一般人は、どれだけ完成させるのに労力が掛かっているか判らないのだろうけど、さらにムカツクのは今回展示している輩にも、同じような行動に出るヤツがいるってこと。

今回出品している人は、首にサークル名の書いたのを下げているのですが、それが上からのぞき込むもんだからビシバシ模型に当たっているのです。

「おい！あんた！何やってんだ！！」

何度この言葉を飲み込んだことでしょう。本当に腹立つやらムカツクやら疲れるやら。

そして、もうひとつの驚きの出来事。

それは一日目が終わった後のこと。

メーカー側の主催で、軽い打ち上げ的な催しが行われたのです。

我々二人は、車の荷物を取りに行っていたので、少し遅れてしまいました。

ちょうど会場に到着したとき、司会の人が業界最大手のＴ社社長が、この度会長になることを説明していました。

伏せ字にしてもどこの会社か判ってしまいますが、まぁそれはそれとして、Ｔ社社長が挨拶を始めました。

そして挨拶が終わったとき！？

会場に集まっていたモデラーが一斉に事前にＴ社から渡されていた「長いことありがとうございました」みたいなことが書かれたプラカードを「ありがと～！！」の大声援と共に掲げたのです！！

Ｔ社社長・・・もとい会長の「聞いていなかったので驚きました。」とコメントにあるように、知らずに遅れてきた僕らも驚きました。

そして・・・とてつもなく・・・違和感を感じました。

そんなの社内でやってくれよと。

みんな喜んでやっていたので、そんな風に考えるのは少数派・・・いやもしかしたら我々二人だけだったかもしれませんが、でも・・・

なんでそんなことせんとあかんのじゃ～

と正直いやぁ～な思いをしました。

一般ピープルがこの状況を見たらどう思うのか・・・それを考えると頭が痛くなってきました。

そんな驚きの事件は、実は他にもたくさんあったのです。もう本当に驚きの連続です。

ただ、色々と問題ありそうなので、これ以上は書けませんが。

この展示会は、いずれＭａｎａ　Ｆａｃｔｏｒｙとして参加しようという目標のひとつでした。

今回は、そのための下調べ的要素があったのです。

しかし・・・

労力とお金と不愉快度とを考えた時、割に合うのか・・・今後、よ～く考えないといけないな。というのが今回最大の感想です。

ちゃんちゃん。

text　by　とよ