カテゴリ:旅行
アメリカのことも終わっていないけど、
後、この間行った長崎。 二日目は、軍艦島に行きました。 長崎から、フェリーで30分ぐらい行ったことろにある島、端島。 1810年頃に石炭が発見され、 1890年、三菱合資会社の経営となり、本格的な海底炭鉱の島となった。 エネルギーの需要が、石炭から石油に移ったことによって、 1974年に閉山されました。 何度も拡張されて、岸壁が島全体を覆う小さな島だけれど、 一番多い時で、5300人もの人々が住んでいたらしい。 人口密度が、当時の東京都の9倍だったそうです。 左の小高い所に見える建物は、幹部用社宅。 右の方に見えるのは、小中学校。 階段は、炭坑に下りて行く所で、 レンガ造りの所は、総合事務所で、炭鉱マンの共同浴場があった所。 みんな上がって来た時は、真っ黒で、 初めに服を洗うところ、そして、入浴するところとなっていたという。 左に見えるのは、1916年に建てられたアパートで、 日本最古の7階建て鉄筋コンクリートの高層アパートらしいです。 多くの家族が住んでいた。 病院、学校、郵便局、理髪店などや、パチンコ店や映画館もあったらしい。 給料は他よりもよく、テレビも他よりも普及していたそうです。 今は、誰も住んでいないけれど、 昔は、確かに活気があって、多くの人たちがいたんだよね。 限られた場所の中での生活。 どんな生活だったのだろうと思う。 幸せそうにガイドの人は語られていたけれど、 本当にそうだったのか。 でも、案外、その中で幸せであったのかもしれないな。 なんて、人のことは語れないけれどね。 ひとつの歴史なんやなと思った。 2009年に世界遺産暫定リストに掲載された 九州・山口の近代化産業遺産群の構成資産のひとつとなっているそうです。 沢山の人が訪れているけれど、 アート的にも、興味深かったりもするのかもしれないな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.11.14 22:42:10
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