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カテゴリ:独り言
走ることが習慣になったのは高校生になってから。
と言っても部活で走る訳でもレース目的で走る訳でもなく 「ウサ晴らし」のために走っていた。 世の中思い通りにならないことは数多し。 しかし、当時10代の私にはそれが納得いかない。 今でこそ笑い話にもなるが、私を抜きで話が進んでいく 両親の離婚や再婚は当時は笑えなかった。 そうなってくると、その他のことも面白くなくなってくる。 泣いたり怒ったりして解決できればいいのだけど そのほとんどは解決ならず。 そこで走ってみた。 ちょっとでも気持ちが乱れたら、それをかき消したいがために 早朝でも夜中でも走ってみた。 自分の呼吸しか聞こえないように。 そのうちその呼吸も聞こえなってくる。 おぉ。気分爽快。さっきまでの泣きたいほどの怒りは どこへ行ってしまったのでしょうか? 呼気の二酸化炭素と一緒に放出されたのか。これはいいぞ。 10代は「無茶苦茶」ができたので 嘔吐するまで走ったり、倒れてしばらく動けなくなるまで 何時間も走ったりもしてみた。 でも、体力を使い果たすのと同時に、自分の淀んだ気持ちも 奇麗サッパリ排出できるような気がして(今で言うデトックスか?) ジャンキー的に走っていた。これが健康にいいかどうかは知らん。 しかも、走っていて、楽しかったのか?う~ん。 レースに出ようと思ったり、それが楽しく感じたりしたのは もう少しあとのこと。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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