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我が家の夕食時、食卓にはビールが上る事が多い。
ダイエットというか、腹の出っ張りには大敵なんだが、やっぱり夏に飲むビールは最高なんだよね。今は枝豆の季節。患者さんが次々に枝豆を持ってきてくれるので、毎日茹でたての枝豆をつまみにビールを楽しんでいる。 ところで、最近はビール以外に発泡酒というのがある。 ビールと発泡酒が正確にどう違うのか知らないが(きちんと発酵させてるのとそうでないのとの違いなのかな?)、味で言えば発泡酒は、ちょっとフルーティーだけど、薄っぺらいコクの無い味がする。知らなくせに大きな事を言うけど、飲んでみたら、ああこれは発泡酒だとわかるのだ。 不況のせいもあって、その発泡酒が人気だそうだ。 我が家の前のスーパーでも、ビールよりも発泡酒の方が売り場に占める面積が多い。同じような味で、値段は50円近く違うので安い方が人気がでるのも仕方ないのかも知れない。少し前に発泡酒の税率を上げる上げないが新聞紙上を賑わせていた。 此処まで書くとご想像がつくと思うけど、僕は発泡酒が嫌いなのだ・・。 なんでかと言うと、それはビールではないからだ。ビールで無いくせに、ビールのような顔をして売られているからだ。 時々間違って買って、カンに発泡酒と書かれてあるのをみつけて、腹が立つ事がある。今日だって、黒、生と書いてあるのでビールだろうと思って買ってきたら(黒はそれしか無かった)、飲む時に発泡酒と書いてあるのを見つけて腹がたった。 大体、発泡酒の生ってのはどういうのを言うんじゃ?? その表示の仕方から言って、ビールと間違わそうとしてるとしか思えない。 お酒というのは生活用品では無い、嗜好品である。嗜好品とはあってもなくても良い、体に悪いかも知れない、でもそれでも良いから自分はそれを摂取するというたぐいの物だと思う。だから偽物はイヤなのだ。嗜好品ぐらい妥協せず意地を張りたいと思ってしまう。 発泡酒が発泡酒らしくしてるのなら良い。しかしあのデザインはどうみてもビールのまねである。飲む人がビールを飲んでるように錯覚に陥る事を計算したようなデザインである。 ビールとは全く別の形、デザインをして誰にでもその区別が判るようにして売られているのならこんな風には思わないんだけど、人を欺こうとしてるような、ちょうどパチ物のブランド商品を見るような気分である。 外国でも発泡酒ってあるんだろうか? ドイツではビールは麦芽とホップと水以外の原料を用いてはならないという法律があるらしい。日本でもそれくらいの潔さがあっても良いなあと思う。(日本のビールは米とかコーンスターチとか入ってるんだよね) 最近、狂牛病にまつわる牛肉の不正表示、雪印、生協のインチキ表示(我が県だけか?)など食品業界の、食に対する認識の軽さ、いい加減さが引き起こした事件が相次いだ。 ちょっと問題は違うし言いがかりと思われるかも知れないけど、ビールに添加物を入れたり、発泡酒のような製品が出来たり、そういう食を軽くみてるようなところが、これらの事件の土壌になってるんじゃないのかと思ったりする。 ちなみに、我が家のお気に入りのビールは、エビスビールと、モルツである。最近飲んだ銀河高原ビール?と言う会社の有機栽培ビールも美味しかった。配偶者は飲まないが、僕は黒も好きなので、エビスの黒やギネスも好きである。 徳島県の阿波渦潮ビールも美味しい。最近は地ビールも増えてるみたいなので、もっとビールの売り場が充実して沢山の種類を楽しみたいと思う。 発泡酒ファンの人ごめんなさい。 これはあくまで個人的嗜好の話ですので、気を悪くしないで下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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