|
カテゴリ:我が家の秘密のお話
困ったときの配偶者ネタ。
僕は今ではあまり本を読まない人間になってしまったが(雑誌、漫画は別)、子供の頃は親から貰った世界の名作文学全集全50巻を何度もすり切れるぐらい読む子供だった。 まあ、ネットもビデオもゲームも無かった時代の子供としては当たり前の話で、僕ら夫婦の間にもその共通の思いはあり、自分たちの子供の本の読まない様をみるにつけ、二人して最近の子供は・・と溜息つく事しきりである。 そんな二人にも少々違うところがあり、僕は結構わからない言葉は自分の中で読みも語彙も想像力を働かせて読み飛ばしてしまうところがある。もちろん、それを後できちんと調べてチェックすることが学問の王道だが、ついついそのままになって大きくなってしまったところがある。 そんな訳で、とんでもない間違いを大きくなっても信じているところがあり、そのことを逐一きちんと調べる配偶者(なんでこんな部分だけきまじめなんじゃ?)にチェックされて馬鹿にされる事も多い。 今も思い出すのは、のべつまくなしと言う言葉を、のべつくまなしと言っていたのを聞きとがめられて、「どこに熊がおるんじゃ、熊が~」とこれは3年ぐらい言われていた。 まあ、こういうのは外で言えば本当に恥ずかしい事なのでチェックされた事で逆恨みするつもりはない。 まあ、こういう完全な勘違いはさて置いておいて、ちょっとした漢字の読みなどで議論することもあり、二人とも年取って強情で惚けてきてるので、言い合いの末にじゃあ辞書で調べてみようと言うことも多い。 先日だったが、僕が「~を束ねる(たばねる)」と言ったときに、「あんた何をアホな事を言ってるのよ、あれは束ねる(つかねる)と言うのよ」とさんざん馬鹿にされた。 で、そんなら調べてみたら、確かに両方の読み方が載っていて、どちらも使えるしどちらもきちんとワープロでも変換するので、どうもどっちも間違いではないようだ。では、どっちが正式な言い方だろうと思うけど、そういうのって何で調べたらいいのか? 少なくとも、テレビなどで「つかねる」と言う言い方を聞いた事はないのだが。 今日は僕がバレー部のOB会の会場を予約しにホテルへ電話をかけた。 「バンケットの係の人をお願いします」と言ったけど、どうも相手に伝わっていない様子だったので、宴会の係の人をと言い直した。 そうすると、配偶者は「あんた何て言うた?バンケットって言うたら手荷物の事やないか。恥ずかし~」と言われたのだ。 そうかな?確かにバンケットって宴会の事じゃなかったのかなと思ったけど、あまりに向こうが自信たっぷりに言うので、(腑に落ちないまま)そこはすごすごと引き下がったけど、さっきネットのgoo(僕はこれを最近までずっとqooと思っていた。これは景山民夫の「遠い海から来たクー(qoo)からの連想である事は想像に難くない)の辞書で調べてみたら、banquet=宴会、パーティーって書いてあるじゃないか。 反撃ののろしはあがった。 これで一矢報いるつもりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|