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カテゴリ:豊田勇造さん
今度の勇造さんのアルバム「夢で会えたら」は、新しい曲もあるが今までにどうしてアルバムに入ってなかったのだろうと言う曲もある。
後者の代表は「もしも賀茂川がウイスキーなら」と「長崎帰り」だろう。 賀茂川が・・の方は今までに何度もライブで聞いたことがある。 まあ、ライブで聞けば楽しい曲だけども無理にアルバムに入れなくても良いかな。 でも、ライブアルバムぐらいには入れても・・と言う感じの楽しい曲だ。 一方、長崎帰りのほうは、今までアルバムに収録されてないのみならず、ライブでも一度も聞いたことがないと言う自分にとっては幻の曲だった。 これは、過去に勇造さんのライブを10回以上は体験している自分にとっては、すごく確率的にも珍しい事だったのではないかと思う。勇造さんは古い曲でも自分の中で代表曲のような歌はライブでは必ず歌う。だから、この曲が代表曲じゃないんだよと言われるとそうかも知れないけど、ファンの間ではよく話題になる曲だったのだ。 だから、7年前に我が家で勇造ライブを初めて開催したときに「何かリクエストがありますか?」と聞かれて、チャオプラヤや、ペシャワールや、夜を重ねてと言う代表曲と共にリクエストしたのがこの曲だった。 旅と歌の生活をしてる勇造さんだから、所謂ご当地ソングと言うのは多い。 北海道を唄った「北海道の朝」「アイ・リメンバー・ユー」、東北地方なら「地酒松風」、「青函連絡船」、中国地方なら「マダムデカ」沖縄なら「沖縄オンマイマインド」など。 長崎帰りも当然そういうご当地ソングの一つだろうと思っていた。 歌が始まり・・もちろんご当地ソングだったのだけど、ギターが怒濤の激しく早いストロークだったのに驚いた。歌詞を部分的には知っていたが何とか歌についていけるぐらいのスピード。 配偶者のお母さんに至っては、何を唄っているのか分からなかった(このあたり勇造さんの敗北である)らしい。 リフレインのフレーズが凄く心に残っていて、後で勇造さんにその事を言ったら「そうでしょ。自分もこの歌詞、気に入ってるんです」と言っていた。 歌詞を読めば、あああのあたりの時代だったなと思わせる。 歌と旅の勇造さんの生活を切り取った歌。 やっぱり代表作じゃんと思ってしまう。 このアルバムでは、やっぱり速いけど軽くクリアーにリズムを刻んでいる。 歌詞も一生懸命クリアに歌っているようだ(笑)。 若かった頃の勇造さんが、長崎と言う町に魅せられて(と、言うより恐らくそこに住む女性に魅せられて?)遊び倒して、帰って行く様子を唄った歌だ。 寒いじゃなくて、さぶい~ってところが勇造さんらしいんだよな。 またライブで聞いてみたい歌のひとつだ。 ♪いつから2級が110円になったんやと ♪おでんを肴にとなりの2人連れ ♪鳥栖駅の立ち飲み、21時5分発 ♪博多行き待っている長崎帰り ♪やたら長い地下道をくぐり ♪ホームで焼酎ポケット瓶買う ♪サラリーマンは新聞で風をよけ ♪暗い鳥栖駅電車が入る ♪北へ行くほどさぶい九州の冬 ♪電車を追うのは怪しい満月 ♪好きな女の腕で今は眠りたい ♪それも出来ぬなら世界なんか死ね ♪もう3つ月が上がってもおかしないほど ♪今日の長崎は遊んできた ♪オランダ坂は女の背筋 ♪湾はくびれて女の腰 ♪毎晩枕を変えながら ♪毎朝水を借りながら ♪着いた長崎ついのせられて ♪疲れ果てての長崎帰り ♪北へ行くほどさぶい九州の冬 ♪電車を追うのは怪しい満月 ♪好きな女の腕で今は眠りたい ♪それも出来ぬなら世界なんか死ね ♪北へ行くほどさぶい九州の冬 ♪電車を追うのは怪しい満月 ♪好きな女の腕で今は眠りたい ♪それも出来ぬなら世界なんか ♪世界なんか、世界なんか 死ね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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