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カテゴリ:そのまんま日記
昨日から、配偶者様は名古屋の勉強会にお出かけだったので、昨日1日仕事した僕は夕方子供達を連れてヒロキの保育所時代の友達の両親がやってる焼き鳥屋さんへ行った。
まあ、ここのかーちゃんともバレー仲間でもあるわけだよ。 この間行った時には、友達のおっちゃんから貰った亀(でかい!)が家族の一員になっていたけど、今回行ってみるとカウンターの大きな水槽の中に立派なザリガニが入っていた。 ザリガニ自体を最近見なくなったけど、たまに居ても小さな個体が多くて、こんなにプチ伊勢エビ状態のでかいのを見たのは久しぶりだったので思わず興奮してしまった。 どこで採ったのと?と聞いたら、知りあいの人が中央公園で採ってきたとのこと。 中央公園とは徳島市のど真ん中、駅の裏にある元徳島城の敷地後の公園である。 そこのお堀ではなくて、公園の中にある池にザリガニが居るのは知っていた。 でもそこもあまり大きな個体は居ないし、なんせ町の中なのであちこちから沢山の人が来て釣っている。それも子供だけじゃなくて大人も一杯釣っているのだ。 実際、うちの周りなんかは田舎なんだけどザリガニなんぞはもう何年も見ていない。 なぜなら、このあたりの用水路は全部コンクリートの3面鏡張りでザリガニの住めるような穴が無いのだ。おまけに田んぼは農薬だらけだし、とどめは稲刈りが終われば用水には水が無くなってしまうのだ。要するに農業の為の土管なのである。 たまに小さなザリガニを見るけど、これは恐らくポンプで水をくみ上げた時にどっかの川から紛れてくるんだろうと思う。そして用水の水が無くなればそれで死に絶えてしまうのだ。 隣町の親水公園には、数年前までにはでっかい個体が沢山いた。 僕も何度か巣穴に手を突っ込んでザリガニを捕まえた。 僕の場合、釣るとか網ですくうとかの上品な取り方じゃなくて、むんずと手で掴んじゃうのだ。 でも、ここのザリガニもほぼ絶滅した。 アホな役人が護岸工事でやっぱりコンクリートにしてしまったのだ。 とどめとして、アホのアヒルや鴨をいっぱい放し飼いにした。 はさみの無いザリガニが増えたなと思っていたら、その1年後には殆どザリガニの姿を見かけなくなった。恐らく鳥たちに食べられてしまったんだろうな。 だから皮肉なことに、唯一町のど真ん中の公園ぐらいにしか残っていないのだ。 あんまり行きたい場所ではなかったけど、ちょいと様子見にと言うことで、子供達とプールで泳いだ後、配偶者様をお迎えに飛行場へ行く道すがら中央公園に立ち寄る。 もう夕方だったせいか、2人の中学生、数人の子供、そして1人の大人しか居なかった。 ここは池の水面が大分下にあるし、岸と言う物が無いので網ですくったり手で掴んだりと言う方法は使えなくて、もっぱら釣り一辺倒である。 見ていると、煮干し、するめ、竹輪なんぞ付けている人が多い。 ザリガニ釣りの餌はザリガニが一番と言うのは常識であるが、なんせ希少価値になってる今はそういう暴挙にはでれないのだろう。 見ているうちに自分もやりたくなる。 見渡せばゴミ箱に先人が捨てていった餌付きのヒモがあり、それを使って僕とヒロキが釣りはじめた。釣るにはなんせまずザリガニを発見しないと。 居るか居ないのか分からないようなアナの前に釣り糸を垂らすような悠長な事は出来ない。 やってみると、昔取った杵柄と言おうか釣りはしたことないのだったけど、とにかく発見するのが僕は早い。あっと言う間に数匹発見。ヒロキに教えてやってもなかなか彼は分からないんだよな。 餌(煮干しだった)を垂らすと直ぐに抱きついてくるけど、向こうは巣穴に餌を引き込もうとする。穴に入られるとこっちは釣り上げられないので段々おびき出すようにして、完全抱きついたたらそうっと上に持ち上げないといけない。 やってみて分かったけど、この辺りのザリガニはスレているのか、直ぐに抱きつくけど上に上げようとすると餌を放す奴が多い。そして上手く持ち上げられても、水面から浮かび上がったところで大抵餌を放して水中に落ちてしまうのだ。 水面が地面よりかなり低いところにあるからこういう事態が生じるわけで、対策にはやっぱり受ける網が必要なのだろう。 配偶者を迎えに行く時間もあったし1時間ほど遊んでタイムアップ。 今度は自前の道具を揃えて来ようかな。 考えたけど、釣りのサビキのように、小さな沈む網があって、その上に餌をつけれるような仕掛けを作ったら。しっかり餌を掴んで無くてもその編みで受ける事が出来るんじゃないかな。 今度作ってみようか・・・そんな事を考えていると童心に戻った気がして楽しい。 しかし、問題は他にどっか釣れる所はないかと言うことだ。 街中の公園にしか居ないのじゃ淋しい。 うちの近くにも池があるので、いっぱい釣って繁殖させてその池に放してそこで釣りを楽しむようにしたいな。 徳島でザリガニがいっぱい居るところ、誰か知りませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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