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カテゴリ:北海道旅行
さて、北海道の2日目(8月12日)、小樽グランドホテルを出て駅前のトヨタレンタリースに。
今日からはレンタカーで積丹半島→ニセコ(2泊)→余市と廻って小樽で車を返し、快速で最終日の札幌へと言う予定だ。 飛行機のチケットを頼んでおいた旅行会社のおっちゃんが、レンタカーなんて当日幾らでもあるでしょと言う言葉を真に受けていたが、職員Yさんの「ほんなん、お盆にレンタカーが空いとうかいな。さっさと予約しておかんと知らんでえ」と言う言葉におののいて、ネットでレンタカーを検索してみると果たしてどこにも何も無いのだ。日本レンタカー、日産、スバル、マツダ、トヨタも。 ネットでは埒がアカンと片っ端から電話して廻ったら、トヨタレンタリースが1台だけ空いていると。 その車は「いつかはクラウン」だった。 2泊3日で6万いくらかの料金、ご丁寧なことに後から電話がかかってきてお盆料金になりますので(正直に言うな)8万いくらかになりますと訂正された。でも、背に腹は変えられない。 出てきたのはシルバーメタリックの走行距離3000キロの新車同様の車だった。 ああ、この車も我が家に借りられたばかりに急に汚くなるのねと同情。 でも、汚すのが恐れ多い車だったな。 結果から言うとこの車はよく走り、ドライブは快適だった。加速も良くて音も静か。乗員もゆったりだ。色々と特殊な装置が付いていたけど全然理解してないし使う暇が無かったけどね。 まあ良い意味で黒子に徹していて個性を殺しているのが個性か? そうそう、この車にはナビが付いていたのだが、我が家の車には当然ナビなど付いてないのでこの新しい機械に興味律立。 ところが目的地を入力しようとすると表示が消えてしまう。 あまりに何度か繰り返すので、僕や子供達の外野からアホかとののしられて配偶者偏頭痛勃発。 この腐れ外道ナビがぁああ・・と言いかけたところでレンタカー事務所のお姉さんの言った言葉を想い出した。 「ブレーキを踏んでないとナビは反応しないので気をつけてくださいね」 事故を防ぐために走りながらの操作は(例え助手席の人だとしても)出来ないようになってるのね。う~ん、さすが文明の利器などと感心している間に配偶者に恐ろしい目で睨まれた。 積丹半島までの道のりは、至る所に海水浴場があってそこで北海道の人々は短い夏を満喫していた。そうこの日から北海道は30度を超える夏日になったのだ。 しかし、徳島では広い松林があって白い砂浜があって海があるのが普通と思っていたけど、こちらの海はもう道路から石ころだらけの海岸が10mもあればすぐ急深の海という感じで、四国の海水浴場とは全然違うなあという感じだった。 しかし海の色は透き通り青い。 積丹ブルーと言う奴だ。 さすがオホーツクの海は凄い、ひと味違うなあと家族で感心。 この海が実はオホーツク海ではなくて日本海だと知ったのは2日後の事だった。 積丹半島の突端、神威岬に着いたのは昼前。 そこは背の低い笹が茂る小高い丘で、てっぺんからは断崖絶壁でその向こうに広がるのは積丹ブルーの空と海。まさに絶景だった。 しかし、風が強い強い。 僕が手に持っていた積丹ブルーのソフトクリームが風で飛んで配偶者の黒いTシャツにびっちり。 これは知らないふりをしてカズに責任を押しつけさせて貰った。 車はそのまま山の中、岩内とか倶知安の方へ向かいニセコへ入る。 ニセコ駅よりずっと北の方?普通とは逆の方から来たことになる。 だから、ニセコの一番奥にある(正確には蘭越町になるけど)今日の宿屋のあるあたりを通り越してニセコの中央へ。 小洒落たカフェで休憩するが・・・冷房が無くてなんか沖縄やバリのお店でお茶を飲んでいる感じだった。 12日は何もアウトドアの予約を入れていなかったので、時間つぶしに目に付いた乗馬へ行く。 カズは引き馬(2周で800円)、あと僕以外の3人が20分のコースで合わせて1万円超。 高い・・。僕やらなくてよかった。 みんなが林の方に出かけている間、残っているカーボーイ姿のお姉ちゃんとお話しする。 女性のカーボーイ姿ってなかなかそそるのね。 1匹だけ形の違う馬が居たけどあれは道産子と言う北海道独自の種類。他の馬より背が低くてずんぐりとしている。歩くときの手足の出し方が他の馬と違うらしい。 「じゃあ君も道産子だね」とそのお姉ちゃんの体型を見て言ったつもりがセクハラ通用せず。 「はい、倶知安の出身です。」と切り返された。 でも、皆さん切れ長の目で色の白い美人の方達でした。 暑そうなカウガールズのお姉さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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