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カテゴリ:我が家の秘密のお話
えーと、今は20日の午後に19日の日記を書いている訳だ。
土曜日は、大学のバレーボール部OB会があって、午後は熱中症覚悟のバレーの練習、試合、夜は宴会と大忙しで(幹事だし)、夜の2時頃に帰ってきてそのまま日曜は診療(暇だったので助かった)、午後から川に泳ぎに行って、さすがの僕も2日続けての疲れの持ち越しでバタンキューで寝ていたのだ。 川で遊ぶのは大好きで、毎年近くを流れる鮎喰川へ出かけていたけど、最近はこの川の水量が少なくなって苔が多くなって水があまり綺麗じゃなくなったのと、人が増えてそれこそ海水浴場のようにビーチパラソルが並ぶようになってゴミの放置やバーベキューの焼けこげが目立つようになりだしので、段々と嫌になりこの数年は行っていなかった(一度河原で車をスタックさせたと言うのもトラウマになっていたかも知れない)。 噂によると、この河原は最近トイレが出来たりすぐ近くにコンビニが出来たりしたらしくて、もうこれでこの川は終わったなと言うのが自分の中での感覚だった。(最近ではかき氷屋も出ているらしい)。 野田知佑さんが言っていたけど、川が綺麗なのはその周りに人が居ないからで、人が行くようになると日本の川はすぐに駄目になる・・その通りだと思う。 自分たちの作ったゴミを持ち帰ったり、バーベキューの後始末(焼けこげた石はせめて裏返して帰れよ)をしない人が如何に多いことか。さらにはアホな行政がトイレを作ったり、降りやすい道を造ったりするんだから。 徳島は川の多い町だが、鮎喰川の南に園瀬川と言う川がある。 これは鮎喰川より少し小ぶりの川だけど、川沿いに大きな道が無いことと、大きな河原が無いのであまり人が多くないようで、前から側を通る度に目を付けていた。 義兄の家からこの川に沿って10分ほど奥へ行くと佐那河内村と言うところに入るが、そこに手頃な川原があるよと言われてもう居ても立っても居られなくなったわけだ。 これは僕だけではなく、配偶者や子供達も同じで昨日仕事が終わってから上に上がっていくと配偶者が「お弁当は入れて重箱に詰めた。父ちゃんがしんどいと言えば家で食べるけど、しんどくなければ川に行こう。」と半分これはもう脅迫めいた感じで言うのだ。 ここまで言われて引き下がれないではないかと出発。 ヒロキは朝から阿南高専と言う学校の学校開放(工作の宿題とかを手伝ってくれるらしい)へ行っていたので置き去りだ。 水中眼鏡が壊れたりカビが生えたりして足らなくなっていたので、釣具屋さんで新しいのを買い、カズの水中靴も買い、コンビニでお茶を買って出発。(ついでにでかい浮き輪を買わされた) うちが川へ行くときにはいつもおにぎりとおかず、フルーツを持って行くぐらい。 あの炎天下で炭を起こしてバーベキューをする人の気が知れない。 食べ物はシンプルに、川で遊ぶのに重点を置くのだ。きっとバーベキューの人たちはあまり泳いだりしないんだろうな。 正確に場所を書くと人が多くなるので書かないけど、佐那河内に入ってすぐのところの路肩に車を止めて竹藪の中の細い道を川原へ降りる。 日陰があると聞いていたので、タープは持って行かなかった。 降りるとそこは深い淵になっていて、淵の上流と下流は膝上ぐらい間だけど割に速い流れになっている。遊ぶのに持ってこいの環境だ。深いところでは浅く、浅いところでは早くだよね。 カズと配偶者は浅いところで人間川下りを、僕とミドリは深い淵の方に泳いでいく。 誰も居ないところで泳ぐのは気持ちが良い。体に1本縞の入った魚がキラキラと魚体を光らせて泳いで行く。 潜ったところ、どうも魚は1種類しか居ないようだ。後述の爺さんに聞くとこれは「ハヤ」だそうだ。上流の方で持って行ったタモ網でガサガサしてみたがみんな同じ魚だった。 鮎喰川は3種類ぐらい魚が居て、ナマズやギバチも居たのでその点ではちょっと劣るけど。 誰も居ないと思ったが・・・人が居た。 結構なお年のお爺さんが悠々と楽しそうに泳いでいる。 河原で一人で来て泳ぐ老人と言うのは珍しい。早速接近してご挨拶。 ここは良い川じゃろと言うので、文句なく頷いて「ここって人はあまり来ないんですか?それとも今日はたまたま少ないんですか?」と聞くといつもこんなものとのこと。 僕らが前に行っていた鮎喰川にトイレやコンビニが出来たと言うのもこの爺さんに教えて貰ったのだ。 そうこうするうちに夫婦2人と子供2人の家族連れが来る。 いや、女性が男性の事を「このおっちゃんに・・」と子供に言っていたので夫婦では無いのだろう。まあどうでも良いけど。 結局爺さんが帰って、最後まで居たのはこの家族とうちだけで他には誰も来なかった。 こういうのを天国と言うのだ。 昨日はずっと雷が鳴って少しどんよりした天気だった(帰る頃にポツポツ降ったぐらい)からそんなに暑くなかったけど、やっぱりタープはあった方が良いかも知れない。 対岸が北になるので、対岸の岸辺ならずっと日陰で居られるかも知れないけどね。 帰ってきたらヒロキの悔しがること・・。 ま、今度連れて行ってやるからな。 そんな訳で昨日は夕方からバタンキューだったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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