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カテゴリ:豊田勇造さん
窓の外を見たらアスファルトが光っている。
雨に濡れているのだ。 そっと窓をあけると水の匂いがした。 久しぶりの雨だ。 暑く照らされた夏もようやっと終わりに近づきつつあるのだろう。 朝夕は窓を開けていると少し寒い時もある。 ずっと上掛け無しで寝ていたけど4ヶ月ぶりに掛け布団を出すことにした。 お盆の前に死にかけていた爺さんも、何とか低空飛行ながら回復傾向にある。 もうひとり、92歳の枯れかけた婆さんはどっちへ転ぶのかまだ分からないけど。 亡くなったら死因の蘭は「老衰」になるだろう。 不思議な事に、こういう病名の死亡診断書を一度も書いたことが無い。 入院すると何やらかんやら病名が付くからなあ。 昨年の夏は3人が亡くなった。 それぞれ1周期にお花を持って線香を上げに行った。 それなのに自分のばあちゃんの墓参りがまだ出来てないのだった。 お彼岸までには行ってこよう。 勇造さんの歌には、雨を題材にした歌がいくつかある。 マンゴーシャワーラブレター、雨のブルーズなど。 セカンドアルバム「走れアルマジロ」のB面に「今年の夏もどうにか越せて」と言う歌もそうだ。 ♪今年の夏もどうにか越せて ♪9月の初めのさぶ雨の夜 ♪明けたら空はどこまでも蒼く ♪雨上がりの町に風が吹く こんな風に淡々と始まる割と地味な歌だ。 そう言えばライブでもまだ一度も聞いた事がない。 今年のライブでは、2部の頭でこの歌を唄って貰おうかな。 ♪そこまで来ている冬の奴が ♪俺の上に降るのは今年は吹雪か? ♪春を売って生きる女の為に ♪そして俺の為に歌おう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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