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カテゴリ:そのまんま日記
朝夕は、放射冷却現象で肌寒いけど日中に太陽が顔を見せたらTシャツでもいけるぐらいの暖かさだ。
まだまだ紅葉は先だな。 この前亡くなった爺さんの家に、花束とお供え物を持って線香を上げに行った。 爺さんは桶屋だった。 桶屋って・・今はもう消えてしまった職業じゃないのかな。 実際、当院が開業した当初から既に仕事はしていなかったけど、表の道路に面した部屋は爺さんの仕事場で、色んな小道具を入れた百味ダンスや、色々なサイズのノミ、桶の木を縛る太いハリガネなどが作りかけの桶と一緒に仕事場に残っていて、そこに爺さんの写真がまつられていた。 爺さんのところは天理教なので、線香は上げないらしい。 四十九日じゃなくて50日と言うのが成仏までの時間になると言うこと。 そんな話を婆さんに聞く。 爺さんの作った手桶をひとつ記念と言おうか形見に貰って来ようと思ったけど、どれも作りかけで底が入ってないから使えないとのことだった。 婆さんは、全部砕いて風呂をたく薪にすると言っていたが・・。 こんな風に、主の居なくなった仕事場はぽつんとして淋しい。 そこかしこに爺さんの心が染みこんでいるような気がする。 でも、時間の経過と共に桶が処分され、道具が捨てられ、爺さんの気配も一緒にどこかへ行ってしまうのだろうな。 色々と忙しくて延び延びになっていたDVDがやっと完成した。 勇造さん、16曲も歌ってくれていたんだなあ。 休憩と合わせて2人のライブ、3時間以上立ちっぱなしだったからやっぱり疲れたんだろうな。 ほんの1ヶ月前の事なのに、なんか懐かしく想い出している。 勇造さんのジャケットは2種類作った。 派手なアロハを着ていた1部の映像だ。 どっちが素敵かな。 勇造さんはやっぱりライブの人。どのアルバムよりも、ライブアルバムが、そしてライブアルバムよりも実際のライブの方が素晴らしい。(逆に言えばレコーディングが下手なのか??) 勇造さんは当院で7年目。気心も知れているし、観客の人もみな勇造さんの事を知っている。 そして、剛速球から変化球、超スローボールまで投げ分けられる懐の深さ。 「豊田勇造と比べたら可哀想だ」と、火取さんの感想を聞いた友人は言っていた。 火取さんは、今年初めて。誰も彼女の事は知らない中でのライブだった。 投げる球は殆どが直球。まだ打ち返される球だ。 しかしそれでもストレートしか投げないのが火取さんの魅力なんだな。 僕も含めて、確実に何人かのハートにど真ん中のストライクが入ったと思う。 火取ゆきさんのジャケットはモノクロにしたらさらに美しくなった。 こんな風に暗い会場でピンスポットのライトを当ててあげたかったな。 ゆきさんからオッケーが出たらYOU TUBEに動画をアップしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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