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カテゴリ:診療報酬への怒り
今回の改訂とは直接関係ないけれど、少し前にジェネリックがらみで腹の立つ事があった。
ある大手電信電話会社に勤めるAさんが、会社の健保組合からこんな書類が来たと持ってきた。 ***************************************************************** あなたが今処方されて服用している××と言うお薬には ○○と言うジェネリック薬があります。 ××を○○に変えると、1ヶ月に○○円の医療費が節約できます。 今度の診察のさいに、先生に投薬の変更をお願いしてみては如何でしょう。 ********************************************************************** 細かい言い回しは忘れたけど、大体のニュアンスはこんな感じだ。 これって医者の裁量に干渉しようとしてるじゃん。 お前何様じゃ~と言いたい。 薬を変更して、もし患者に何かあった場合健保組合のお前が責任とるのか! そう言えば、今度の改訂では医者が「ダメ」のサインをして居らなければ、患者が希望すれば薬剤師の裁量で薬をジェネリックに変更出来るようになった。 もしそのような薬で何か副作用があって訴訟にでもなった場合、その責任は誰がとるんじゃ? そのあたりの回答も厚労省はいい加減にしかしていない。 薬局の方にも、全部の処方箋の枚数に占めるジェネリック処方箋(1枚の中に1剤でもジェネリックが入って居れば良いらしい)の割合が30%に満たない場合はペナルティーがあるらしい。 もうなりふり構わずである。 そこまでして医療費を節約したいのかああああ。 だったら、先発薬の薬価を下げろって教えてあげてるじゃん。 ま、腹の立つことの多い最近である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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