見たまま、感じたまま、思ったまま

久しぶり（でも、無いか？）の祝日。
いつも通り、ゆっくりと時間を気にせず寝て、モーニングを食べてそのあとどっかへ行こうと言う算段だった。
それを狂わせたのはヒロキである。

昨日の朝に、喉が痛くて耳も痛いと言っていた。
うちの上2人は、小さいときから中耳炎になりまくり、耳鼻科が1軒建つぐらい、せっせと耳鼻科通いして貢献していた。さすがに小学校に入った頃からは耳鼻科のお世話になることはすくなくなっていたけれど、特にヒロキは思い出した頃に時々耳が痛くなる事があった。

抗生物質と痛み止めを飲ませて、夕方不在の配偶者に代わって爺ちゃんが行きつけの耳鼻科に連れて行ってくれる算段になっていた。
ところが、こいつはクラブの初日だからということで2時間もバスケットコートで走り回って7時前に帰ってきたのだった。当然耳鼻科には行けず。

ちなみに、話がそれるけど、彼の中学は部活が必須なのである。
必ず何かに入らないとあかんらしい。
彼が練習に通っている硬式テニスは部活には無いので、さんざん迷ったあげくにバスケットにしたらしい。
しかし、変だね。部活って、やりたい人がやればいいじゃん。みんながやるなら授業だよ、それ。
僕らの頃はもちろん、任意だったんだけどね。

話がそれたけど、そう言うわけで耳鼻科に行けず、今朝から発熱、耳も痛くて寝こんでいるのである。
もう中学生なんだから自分の体調管理ぐらい自分でしろよ、このアホボケカス、一回死んでこい！
と、配偶者に言われたかどうかは知らないけど（よく似たことは言われたらしい）、今日は勢い無くベッドで寝ている。

そういう訳で、ヒロキは捨ててみんなでモーニングを食べに出発。（おいおい、全然予定どおりじゃん）
まあ、近くだしちょっとの間ぐらい良いよね。
帰ってきたらもうお昼（笑）。
ヒロキを置いて遊びに行くわけにもいかないので、さあどうしようかと悩んだ結果、配偶者は認定医試験の勉強がしたいので、ヒロキの看病に残り、僕がミドリとカズを連れて動物園に行くことになった。

動物園は僕の実家の近く。（ちなみに、よっこさんの実家の近くでもある）
しかし、全然知らなかったけど今日は10周年記念と言うことで入場料がタダ！（普段も子供はタダで、大人は500円ぐらい要るらしい）と言うことで、もう駐車場に曲がる５００ｍぐらい手前から大渋滞。「そこまでしてタダで動物園に入りたいかああああ」と自分たちの事は棚に上げながら待つのが嫌いな僕は速効でＵターン。
自宅まで戻り、自宅を通り越して西の町にある遊園地へ行ったのだった。

ここは都会の大きな遊園地と比べると、本当にこじんまりとして（悪く言えば）チンケな遊園地なんだけど、僕らのような年寄りと、カズぐらいの年齢の子供には丁度よいサイズだ。
周りを川が取り囲んで流れているので、川から涼しい風が吹いてきて気持ちが良い。
カズは慎重派なので、ちょっとスピードや高低がある乗り物は嫌がるけど、何かを交換条件にして一度乗せてしまうと、後は調子に乗って何回も1人で乗ってくるような奴だ。

僕はもともとこういうところが苦手。
あの遊園地の遊具が苦手なのだ。
ああ言うちゃっちい遊具は絶対に転落するような危機感がある（実際時々落ちた記事を見るし）。
交通事故ならしゃあないと思うけど、遊園地の遊具の落下で死ぬのはいやだああ・・と取り越し苦労の不安神経症患者さんみたいになってしまうのだ。
それに、キャメルコースターでも、急流滑りでもそうだけど、ど～んと来る刺激が腰に来て腰が痛い。もう柔軟性が無くなってしまってるのね。

観覧車みたいにのんびりしてるのが一番良いです。