見たまま、感じたまま、思ったまま

昨日は近所に住むオバサンの家に出かけました。
目的は・・・この季節、このタイトルとくれば常連さんはピンと来るはず。
今日の日記は画像を中心に。



地上に出てきた幼虫は、必死で自分が脱皮する場所を探します。
でも、どこでもいいや～って感じで適当な場所で脱皮している奴もいます。
性格でしょうか？



やっと良い場所を見つけたようです。





逆立ちになって出てきます。落ちないのかしら？



何か連続写真のように見えますが、これ実は何個も蝉の抜け殻が重なっていてそれに掴まって脱皮してるんです。よりによって何でそんな場所を選ぶ？？



ここでよっこらしょと反転します。一番ダイナミックな瞬間ですね。落ちるなよ～～。



少しずつ濡れた羽が広がってきています。色っぽいよね。



かなり成熟してきました。あと少し。



開いた羽が閉じてくるとこれで蝉の完成です。おめでとう！短い夏を楽しむんだよ。
結構長い事かかってるみたいですが、この間30分ぐらいです。




と、まあ順調に書いていますが、実は狡があります。
動いていた幼虫と脱皮している蝉は実は別物なんです。

脱皮しているのはこの状態で見つかったわけでした・・。
動いてる幼虫に出会うことは珍しいのですが、動画にしようとずっと追跡をしていたのですが、この幼虫、なかなか脱皮する場所を見つけられずにとうとう２ｍぐらいのところまで上ったところで落下してしまったのです。手を出そうかどうしようか迷いましたが、近くの小さな木へ掴まらせてやるとまたその木をてっぺんまで登って落下。
更に今度は自分でその隣の少し高い１ｍ５０ｃｍぐらいの木に登っていき、その細い枝の先端でしっかりと木を抱いて止まりました。それが2枚目の画像だったわけです。

しかし・・いつまで経っても脱皮は始まらず、30分経ってもそのままなので時間の事もあり、僕は諦めてオバサンの家を後にしたのでした。
あの幼虫は場所を探すのに時間がかかりすぎて力尽きてしまったのではないかな？
適当な低い場所で脱皮してる（木以外の水道管などに掴まって脱皮してるのもたくさんあります）のも沢山いるのに・・。

幼虫がみんな幸せな脱皮をするとは限らず、途中で失敗して死んでしまうのもあるみたいです。


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これは庭で見つけたけど、こんな感じで途中で止まってしまってそのまま死んでしまったのも居る。他の同級生の蝉はつかの間の自由を楽しんでいるのにね。
自然は残酷なものです。

だから美しいのか？？？

今年も良い物を見せて貰いました。
子供達もみんな喜んでいたけど、一番頑張ってみていたのは自分だったりする。


またそのうち動画もアップしたいと思います。