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カテゴリ:オレにも言わせろ!
寒いんですけど。
今日の午後、国道沿いの温度表示を見ていたら22度だった。 お盆前は34度、35度だったから、2週間あまりで10度以上下がっている。 と、言うかこの数日で一気に8度ぐらい下がった計算だ。 大丈夫か?亀が冬眠に入ったりして? 急な気温の変化のせいか、喘息が悪化した人が多い。 気道粘膜は温度変化に敏感です。 あとは目眩の人も多いね。 女性の方が気温変化には弱いみたいだ。 確か4~5年前の9月の運動会の日。 低気圧の通過に伴って急激な寒波が来て、観客の中にはダウンジャケット着てる人が居たのを思い出したぞ。 気候の挨拶はこれぐらいにしてやっとタイトルにいくけど、病院を訪れるMRさんえっと、正確にはMedical Representativeで、ますます何のこっちゃわからんようになるけど、医療情報担当者と言えばおわかりだろうか。 彼らが面会に入ってくるときには当然薬のパンフレット(出て行った後で則ゴミ箱行き)を渡してくれるのだから、それと共に色々と販促の粗品を作っていてそれを渡してくれる事が多い。 一番ポピュラーな粗品はボールペンである。他にシールとかポストイットとか、比較的安価な文房具類が多いけど、薬のマスコットのぬいぐるみとか時々訳分からん粗品(一番よく分からなかったのはボイスレコーダー、それも2台もくれた)もある。 で、そのポピュラーと言われるボールペンだが、大抵は3色、4色になっているものが多い。 病院など夜勤のあるところによっては、勤務時間帯で色を使い分けているところも多いので、そういうのが一番喜ばれるのだろう。当院などは、黒ばっかり無くなって赤や青はいつも殆ど使われないままなんだけど。 日本のボールペンはとっても精巧なようで、イギリスに留学した知りあいなどは、向こうのボールペンは使い物にならずに苦労したと言っていた。こういうのも買えば200円ぐらいはするんじゃないかと思うが、日本の製薬会社ってこんな粗品にかけるお金を削れば、もっと薬を安く出来るんじゃないかと思ってしまう(まあ、値段を決めるのは彼らじゃないけど)。 なかなか本題に行き着かないけど、何が言いたいかと言えばこういうボールペンは年月を得て机の中一杯ぐらいに余っているのだ。 確か開業の時にも、お入り用でしょうからとか言ってこんなにボールペンをどうするの?ってぐらいに各社が持ってきてくれた。それがずっと使えないままに置いておいて、数年経つとやっぱりインクが乾いてくるのか書けなくなるのよね。だから数年前に泣く泣く始末したのだけれど、またぞろ沢山ポールペンが増えてきたのだ。 また捨てるハメになっては申し訳ないと、今度は小さな箱に入れて「ご自由にお持ち帰り下さい」と書いて受付のカウンターの上に置いておいた。そしたら皆さんしっかりと持って帰っていただいて、何度か補充の後に当院の在庫ボールペンはほぼ行き先が決まったのであった。 時々見ていたけど、やっぱり同じボールペンでもボディが白黒とかのよりも、赤や緑のスケルトンとかの綺麗な奴から売れていくのが面白かった。 まあこれで、娘を全部嫁に出してほっとしたと言おうか、何か義務を果たしたような気になってほっとしたね。 他にも、ホチキス、はさみ、糊、セロテープなど受付で必要な文房具は殆ど粗品で揃ってしまう。 考えてみたら病院は恵まれているね。 でも、こういう粗品、別に無ければないで困らないと言おうか自分たちで必要なものは揃えるので大丈夫なんですけどね。粗品のおかげで薬がよく売れるなんて事もないだろうから、メーカーさんも色々とこういう販促粗品を考え直してみても良いと思うけどね。 夜中になってしとしと雨が降り出して、昼間よりは少しムシムシとしてきた。 明日も雨かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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