見たまま、感じたまま、思ったまま

台風は明日の午前中に四国付近に来るらしい。

数年前には週末毎に台風が来ていたような気がするけど、ここ２年ぐらいは大きな台風が来なかったから久しぶりだな。
週末は運動会のところが結構ある模様。うちの小学校も例年この季節だけど、今年は学校の都合で春に済ませたのでラッキーだ。

台風って、子供達もそうだけど、大人の自分も変に張り切っていたりするんだよね。
その結果スカだったりして、スカであることでほっとしながらも、「な～～んだ」って思ったりするんだよね。
うちは３年ほど前に、結構なお金をかけて防水の工事をしたので、その成果がどうなったのかがよくわからない。でも、永遠に分からない方が良いのであろうね。

今年の台風は雨台風らしい。
雨台風と言えば、２００４年のこの台風を思い出す。
この時はひどかったなあ。我が家は何とか災禍を免れたけど、国道を隔てて南側は腰まで浸かるような水が出て、車がダメになったお家が沢山あったし、市内の南の方ではオープンしたばかりの大きな病院が浸かって医療機器が全滅したりしたっけ。
あんなのはご免ね。

そう言えば、自動ドアから吹き込んでくる雨や、屋上の壁のひび割れから染みこんでくる水の対策に配偶者が土嚢を通販で購入したのだった。あれもまだ使ってない。
土嚢と言っても、もちろん土が入ってるのではなく吸水性物質が入ってる訳ね。まあ、圧縮スポンジのようなものか？アクアブロックと言うらしいね。


「土嚢って買ったよね」
「うん、私が注文した。水を良く吸って、乾かせば再利用出来る優れもの」
「で、どこにあるわけ？」
「え？？どこって？」
「だから、買った土嚢はどこに置いてあるの？」
「さあ・・あたし知らないわ」
「・・・」

「そう言えば、災害用の持ち出し袋って買ったよね」
「うん、あれはピアノの部屋の戸棚の中にあるわよ」
「テントとか寝袋も買ったよねえ。あれはどこ？？」
「え？？」
「七輪とか簡易トイレも買っていたように思うけど、あれはどこ？」
「どこと言われても・・・」

「保存用に缶詰も買っていたじゃん」
「うん、あれも実はどこにあるかわからない・・」
「缶詰って使用期限がとっくに過ぎてるんだろう？」
「そうなんよ。友達の家は使用期限の過ぎた缶詰を床下収納に入れていたら、その中で爆発して飛び散っていたと言うから、うちも知らないうちにどっかで爆発してるんじゃないかと心配してるんだけど・・・」

こんな風に台風前夜の夜は過ぎていく。

教訓
いつでも使える準備が出来てこそ、非常用と言えるのである。