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カテゴリ:この歌が好きだ!
沖縄の歌や島唄が好きだった。
出会いの多くは90年代のワールドミュージック全盛時代だ。 古くは喜納昌吉(あれは、島唄とは言えないが・・)から、りんけんバンドはライブに行ったし、ネーネーズ、The Boom(だったっけ?)の「島唄」もビギンの涙そうそうも好きだ。 外国ではマルチニークのKALIの歌声にやられた。「ラシーヌ」を聞くと今でも涙が出そうになる。 音楽には結構アンテナを張っているつもりでいても、最近はミュージックマガジンの記事を斜めに読むぐらいだったので、この人の事は不覚にも知らなかった。 朝崎郁恵~おぼくり~ええうみ~ この人の音楽を教えてくれたのは、音楽的嗜好も、生き方の嗜好?も尊敬し憧れている空気人(えあじん)さんだ。えあじんと言うのはご存じ、ジャズのソニーロリンズの名曲airegin(ナイジェリアの逆さ読み)をひっかけているのだが、個人的には空気人と言うより、自由人と呼びたい方。 自分の興味の赴くところ、ありとあらゆるところへ出没、音楽のライブに居たと思えばチベット弾圧のデモに参加、神田でインドカレーを追求したと思えば、オームの刺青のお姉ちゃんとツーショットを申し込む。そしてMac使いなのよ。 こんなチャンジー(爺ちゃんの事よ)になれたら良いなあと見本にしている方だ。 それにしてもいやあ、この歌声、いやされますなあ。 沖縄の島唄と同じく裏声を駆使し、強烈な小節をきかせて歌うのだが、やっぱり本島とは微妙に違うね(ん?奄美って沖縄じゃないしね)。 このアルバムは、彼女が色々な他の分野のミュージシャンとコラボした作品を集めたもの。 彼女の歌を世に送り出したピアノの高橋全さんをはじめとして、ゴンチチ、ウォン・ウィン・ツァン(ピアノ)、宗次郎、珍しいところではUAなど(いや、彼女は母親が朝崎さんと同郷だったらしい)。モダンな伴奏を得ながらも決して伝統の良さを失っていない。新しきものに包まれて古いものが光ると言うところだろうか? 詳しい解説をまだ読んでないと言うか、そんなものもうどうでもいいの~と思わせてくれる歌声だ。 どうです?あなにもひとつおすそわけ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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