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カテゴリ:我が家の秘密のお話
45才を過ぎた辺りから、夫婦揃って記銘力障害を自覚するようになった。
薬の名前が出てこない、患者さんの名前が出てこない。 そのうちにお鍋を焦がしたり、やかんをかけたまま外出したりとか、ちょいと危ない出来事が出現するようになってきた。 認知症は学歴の高い人に出やすいと言うからなあ。 そんな風に戦々恐々なのである。まあ、自覚があるからまだ良いか・・と思うが。 今朝、大きなやかんにお茶を沸かしながらおみそ汁の出しをお鍋でとっていた配偶者。 鰹節を入れようと思ったら鍋の中に昆布がない。 確かに入れたと思ったのに、どこを探しても無いのである。 仕方なく気分を変えようと、お茶のパックをヤカンに入れようとして蓋を開けると そこにはすっかりゆであがった昆布が・・。 普通、ヤカンの蓋を開けたり閉めたりする時点で気づかんか? ヤカンでとった昆布のだし汁は今夜のおでんの出しに使わせていただきました。 しかしふと思った。 あのままお茶を入れていたらどうなったのだろう? 昆布の出しが効いた美味しいお茶が出来たのでは? それを人は昆布茶と呼ぶのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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