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カテゴリ:我が家の秘密のお話
少し前のことだが、息子の通う中学校の授業の一環で(多分国語だと思うけど)、地元の新聞の「読者の声」の欄に投稿をしようというのがあった。
それは授業中に書いて投稿というものではなく、家で書いて自由に投函という形式だったらしい。 で、それからポツポツと13歳の投稿が新聞に載るようになった。 当然みんな記名だから誰の投稿かわかる。 内容は、こんにゃくゼリーの事故は食べさせた人にも責任があるのであって、製造業者ばかりに責任を押し付けるのはおかしいのではないか?とか、みんな思っていてもいいにくいようなことをしっかりと言ったものから、あまり当たり障りの無いものまで色々だ。 息子も出したらしいけど、彼の投稿は掲載されずにそのうちに中学生の投稿も載らなくなりと思っていたら、先週の土曜日に中学生特集として投稿者の全員が中学生だった時に彼の投稿が載った。 彼が書いた内容は、中学に硬式テニス部を作って中体連への加盟をと言うことだった。 現在徳島県には硬式テニス部を持つ学校が2校しかない。 3校あれば中体連への加盟が出来るらしい。 中体連へ加盟するとしないのでは、新聞などでも記事の扱いが全然違うらしい。 この夏、彼は先輩たちの同好会に参加して県大会優勝、四国大会準優勝と言う成績を収めたが、新聞での扱いは小さなものだった。 まあ、全国大会は1回戦で負けたし、まあ彼の場合は人数合わせのようなところがあったけどね。 でも彼はそれをきっかけに、強い3年生たちは卒業するけども同級生たちで硬式経験のある友達を誘って(2年生には居ないらしい)、また同好会を作って大会に出ようとしている。 実際、小学校のときには地元のクラブで硬式をやっているのに、中学に部がないから中学では軟式をやっている人がかなり居る。高校で硬式に戻るとしても、その若い時期のブランクは大きなものだと思うし、軟式というのは日本独自のもので世界的には全然認知度のないものらしい。 まあ、そんなことをつらつらと書いていた訳だ。 文章の言い回しなどは未熟なところもあったけど、言いたいことはしっかりと言えている投稿だった。 このブログを昔から読んでくれている人たちは、僕が以前からいろんなことで新聞に投稿をしてるのを知っているだろう。 最近はあまりしてないんだけどね。それでも今までに10通ぐらいは掲載されている。 うーん、変なところで似てきているんじゃないのか? そんなことを考えていると何か嬉しいんですよ。 子供が成長しているのをみる喜びかな。 投稿が掲載された人には、新聞社から図書券が送られてくる。 今日送られてきたそれを手にして眺めながら、これで今月の少年ジャンプが全部買えるなんて言いながらニンニンしているのを眺めていると、やっぱりガキだなんて思いながら自分の顔もニンニンしてしまっているのがわかって苦笑いをしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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