|
カテゴリ:そのまんま日記
子どもの学校のPTAの副会長兼広報部長をしている。
2年前は会長だったわけで、ヒロキが卒業してから降格して副会長・・まあそうい人は珍しいらしい。 広報部の仕事と言うのは、PTAの広報紙を出すことで、学校によって発行回数、大きさ、色刷りなどが違う。 わが校の場合は、夏休み前と、春休み前の年に2回、大きさは普通の新聞と同じぐらいで、前期裏表1枚、後期は裏表2枚のモノクロ刷りだ。 これまでは、どんな記事にするかを決めて原稿を集め、それを印刷屋さんに渡して文章の打ち込みやレイアウトの装飾をやって貰ってそれを校正と言うパターンだった。 記事も会長、校長の挨拶、専門部行事の写真ぐらいで、後は殆ど子どもの作文とか俳句とかだった。 学校新聞とPTA広報紙との区別は難しいが、わが校はどちらかと言えば学校新聞にPTAの記事が付いてるような感じだった。 まあ、現実には殆ど教頭先生が作っていて、広報部会ではそれをたたき台にして手直ししたりしていたわけで、部員の殆どは何も仕事をしてなかったような気配があった。 自分が部長になってから、そういうのではあかんだろと言うことで、まず子どもの記事は全部除ける事にした。 (後期の分は1枚目がPTA2枚目が子どもの卒業関連となっている)。 そして、貰った記事は出来るだけ少なくして、部員が専門部行事に取材に言って記事を書いて貰い写真を撮ってくるようにした。原稿は出来る人はPCやワープロで打って貰い(携帯メールでも可)、写真も原稿も全部デジタル化して、大体のレイアウトのひな形を作って印刷屋さんに渡すようにした。 そうすれば最終的に渡すまでの時間も稼げるし、料金も安く済むのでは?何よりも部員として仕事をして貰おう。忙しくなるかも知れないけれど、何もせず1年が終わってしまうよりは、何かしたと言う充実感を持って貰おうと言うのが狙いだ。 しかし、絵に描いた餅のようには進まない。 去年の前期は、僕自身が広報部の仕事の進め方を分かってなかったこともあり、一応取材はして貰ったけど、記事の内容は前年度を踏襲、レイアウトも、文章を並べて、写真は写真ばっかり並べてと言うレイアウトだった。 その方がレイアウトは楽だけど、徳島市の広報誌コンクールで、この並べ方は最低と言われた。 (ちなみに、わが校の広報誌は3人の審査員から全て最低の点数を頂いた・・ただし、過去1年間の出版が対象になるので、僕が就任以前に作った後期と、僕が就任後の前期が対象だった)。 で、後期は写真のレイアウトも考えたし、イラストなんぞも入れて、前期よりはかなり良くなったと思ったが、やっぱり記事内容までは前年度踏襲で、要するにPTAの行事紹介に終始していた(半年に1回の出版だからずいぶん間抜けな感じになる)。 で、今年の前期はレイアウトを変えた。 毎年1面に校長と会長の挨拶があったのを裏面にして貰い、二人の写真もくだけた感じの写真に(会長はアロハを着てVサイン、校長はジャージ)、文章は短めにして、二人に質問票を渡して答えて貰った(座右の銘はとか、好きな歌はとか・・)。やっぱり行事紹介があったけど、それまで小さかった運動会の写真をど~んと1面に何枚か配置して(たまたま運動会が春になったし)、1面は運動会の記事と、今後予定されている校庭の芝生化のニュースにした。 写真はとりあえず、一般の人に公募して(応募は1点しかなかったけど・・)、後はプロの写真屋さん(豪華な機材を持っている人が居たので、良い写真が撮れたらちょーだいと声をかけたら、それが学校指定の写真屋さんだった)にもおんぶしたけど、どれを載せるかは広報部員の投票で選んだ。 学年別にそれぞれ責任を持って記事を書いて貰った。 文章で書くと簡単だけど、春の部会の時点でどの行事はどの学年と割り振って(これは簡単)どの位の分量で記事を書いてくれ(これはある程度紙面のレイアウトが出来てないと大変・・)と言うのが難しかった。 手書きの原稿も少しあったし、それを全部集めてレイアウト紙面に割り振ってたたき台を作って・・と言うのが部長の仕事だったわけで、これが結構しんどかったのよ。バレー部のOB会誌みたいに、一人で全部やる方がずっと楽~~。 広報誌を作るだけじゃなくて、その過程で大勢居る部員(今の会長さんになってから、全員に何かの専門部に属して貰うようにしたので、クラス代表の広報部員だけで24名居るのよ)に何か仕事をして貰わないといけない。これが本当にしんどいのですね。 でもまあ、色々な事を覚えた。ソフトとしてはワードを使っていたのだけれど、OB会の方は普通にワードで文章を打ち込んで写真を挿入してだけだったけど、新聞は大きな用紙に色々な記事を割り振るので、全ての文章はテキストボックスに入れて、そのテキストボックスを適当に配置すれば良いのだとか、知っていれば簡単だけど、色々広報誌の作り方とかネットで調べるのが勉強になった。 で、今年の会長さんはとっても積極的で、それに引っ張られて専門部活動も盛んで、前期だけで予定していなかった色々な行事があり年に2回の新聞ではとても紹介しきれないし(しきれたとしても、6月の行事を翌年3月に紹介するのも間抜けだし)、前期の専門部活動の紹介だけでもと言うつもりで、臨時でこの10月はじめの秋休みまでにA31枚の広報誌かわら版(と、名付けた)を出すことにした。 部員に取材に行ってもらう暇はなかったので、記事は全部専門部長に書いて貰って写真は会長さんに貰った。 あとは僕一人で全部ワードでレイアウトをして貼り付けた。書けば簡単だけど、これでも日頃の仕事が終わったあとにシコシコとやって1週間ぐらいはかかっている。 せっかくなのでカラーで印刷することにした。 でも、カラー印刷は高い。学校出入りの印刷屋さんは版下を作って印刷するのでどうしても高めになるらしい。 知り合いに聞いたコピー屋さんで、コピー機で出力して貰うと、これが普通の用紙なのに写真も綺麗で結構な出来だ。 1枚25円と言うから800枚で2万円と予算の範囲になる。 学校にもカラーレーザープリンタがあるので、それで印刷して貰うという手もあったけど、学校のPCは個人情報があると言うことでPTAには使わせて貰えないし、先生に印刷して貰うのも気が引ける。プリンタのトナーも結構値段がすると言うことで、印刷だけで外部に委託することにした。 その課程でも色々印刷屋さんとかコピー屋さんに教えて貰ったことがあった。 まあ、今まで知らなかったのがアホなのかも知れないけど。 ・自分のPCで打った通りのフォントで出る訳ではない(特にMac→ウィンドウズの時)。 確かに僕が打ったヒラギノ丸ゴシックなんぞは、試しの出力で角ゴシックでおまけに白抜きの字になっていた。 ・レーザープリンタとコピー機は同じではない、実はコピー機で出力させた方が時間も早いし写真なども綺麗。 ・フォントが変わるのを最小限にするには、ワードの形式で保存するのではなく、PDF形式にすればよい。 印刷はマット感が強く、コピー機では光沢感が良く出る。 ・印刷は版下が高いが、部数が増えれば1枚当たりのコストがどんどん下がる。コピーはどこまで行っても単価×枚数。 こんな事だ。 そんな訳で、いつも学校でお世話になっている印刷屋さんではなく(版下も入れて計算すると1枚37円になると言うので・・ただしコート紙にしなければもう少し安くなると言うけど)、コピー屋さんで出力をお願いしようとかと思っている。 色々書いたけど、こんなに自分はやってると言う自慢話ではなくて、結構しんどい思いをしてもそこからは何か得るものがあると言う話なんです。 分かってくれたかな。 さて、後期の広報誌。 これをどうすろか。 形式をどうするのか、印刷屋に任せるのか、カラーにして自分たちで作ってまた出力だけ頼むのか? 内容的には、行事だけじゃなくて、広報独自の企画(会員に対して何かのアンケート調査を行うとか)を1面にど~んと持ってきたいと思っている。 何かよい企画がありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|