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カテゴリ:我が家の出来事
1年の最後の日、我が家はいつも夫婦でおせち料理を作る。
と、言ってもそんなに多くを作る訳でなく、実家の親がお煮染め、黒豆、数の子などお金はそんなにかからないが時間と手間がかかる料理を作り、僕らがお肉、エビ、かまぼこ、くりきんとんなど短時間で作れる物を作って、合体したら一人前のおせちになると言う感じだ。 我が家の中で、僕が肉系の料理(牛肉の佃煮、鶏の照り焼きなど)、配偶者が栗きんとん、エビなどを作る事が多い。 今朝は配偶者が栗きんとんを作っていて、栗の甘露煮の蓋を開けてほしいと持って来た。 きのうデパートでみたら瓶詰めのしか無かったのでそれを買って来ていたのだった。 結構頑丈そうな瓶で、蓋には開けるために摩擦力を強めるためのゴムの輪が付いていた。 1個目は気合いとともに10秒ほど渾身の力を込めて開けたが、2個目がうんともすんとも開かない。 自慢ではないが、僕の握力は60kg近くあるし、握力以上に手首の力、前腕の力、つまり相撲で言うところの腕(かいな)力が強い。それでも全然なのだ。 火で炙れよと言う人が居るだろう。 もちろん、ガスの炎に瓶の蓋の部分を当ててしっかり炙ってみた。 持つために布巾をかぶせると、ジュッと音がするぐらい熱くなっていた。 それでも駄目なのだ。 いっそぶち割ってやろうかと思ったが、大晦日に殺生をするのもなんだし、も一度しっかり炙って、渾身の気合いとともに約30秒息停めての奮闘の後、蓋は厳かに開いた。 終わった後、息は切れるし手はわなわなと震えているし、おかげで要らないと言っていた肉まんをミドリの分を横取りして彼女から睨まれるし(今日の朝ご飯はスーパーで買って来た肉まんだったのよ)・・。 しかしさあ、これって僕だったから開いたようなものの、これが爺さん婆さんの所帯だったりしたら、この瓶詰めって永久に日の目を見る事なく眠っていたかもしれないよね。 そんな風に今年もくれようとしている。 我が家の、いや僕の大晦日の定番は格闘技と決まってるんだけど、いや別に大晦日にわざわざ格闘技しなくても良いと思うんだけど、他に見る物も無いしね。 でも、今年は吉田と石井の試合もあるし色々面白そう。 しかし、子ども達は嵐とかフランプールとか出る紅白の方に目が向いているし、また醜いチャンネル争いが勃発しそうな気配ではある。 こんな大晦日。 みなさん、この1年このアホなブログを読んでいただきましてありがとうございました。 多分来年も続くと思うので、またよろしくね。 足掛け7年、色んな人との出会いがあって、随分と居なくなった人も居て寂しい思いもするけども、また新しい出会いがあるのを楽しみにしています。 それでは、みなさん良いお年を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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