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カテゴリ:そのまんま日記
ご心配いただいた??右の手首であるが、痛みの方は少しマシかな?
マシと言うよりは、体の方が、こうやれば痛い、こうしたら痛くないと言う対処を覚えてきたことが大きいと思う。 基本的に手首を捻る動作が、特に小指側に捻るのがダメである。 だから自分の手のひらを見るような動作がダメと言う事になる。 ペンを持ったり、キーボードを打ったりするのは比較的楽に出来るが、自分の顔を洗うことが出来ない。 それからお箸を正しい持ち方で持つことが出来ない。 車のエンジンキーを回すことが出来ない。 まあそんなところか。 どうせすぐには治らないのだから、言葉が悪いかも知れないけど、この傷害を楽しもうとか研究しようと思っている。 仕事も家事も出来る事は全部やろうと思っている。 仕事は今のところ全部やれている。インフルエンザの予防接種も、患者さんがちゃんと姿勢を取ってくれないと僕の手首がねじられてしんどいけど、そのあたりは看護婦が気を利かせて姿勢をつけてくれるので助かっている。 やっぱり遊びで怪我をすると配偶者の態度も冷たいと言おうか、多分勝手にこっちがそういうので負担をかけたくないと思ってるだけかも知れないな。今朝は僕の係だった朝食やヒロキの弁当は配偶者が作ってくれていた。 でも、今朝は新聞の束を片手で3往復して出したし、往診も全部片手運転の車で行っている。 夕食はビーフシチューを作っている。昨日は配偶者の誕生日で、彼女がビーフシチューを作ろうとしたけど、途中からメニューが変更になって、なにやら怪しい料理が出来ていた(何故ビーフシチューが作れないのか理解不能だが)ので、今日は僕がリベンジしてる訳だ。 そして明日の夜は医師会の会合で居ないので、明日の夕食の分のおでんも煮込んでいる。 皮むき、これは右手でピーラーを持って出来た。 大根の皮は、さすがにピーラーでは剥かなかったが、あれって包丁を持って手首は固定して左手でくるくると回すと向けるので、以外に手首に負担がかからずに剥けた。 難しいのは、大根、にんじん、タマネギなど割と大きな野菜を包丁で二つに切ったりする時である。 やっぱり力を込めると右手は痛いので、左手で包丁を持って切るわけだが、右手のように包丁を押したり引いたりして切れないのだ、上から下へ押すだけ。しかもまっすぐに切ったつもりが斜めにゆがんでいる。 右手の固定もなんかあやふやだ。 右手と左手の役割と言うのは、長い間の経験でインプットされているのだなあと思う。 材料をフライパンで炒めるときに、混ぜる動作は右手では無理。 フライパンを揺すったりあおったりするのも左手じゃないと無理だが、これらは割と普通に出来た。 味見をしようとして右手でお玉を持って、スープをすくって顔の前まで持って行き、それ以上の動作が右手じゃ出来ないのにも気がついた。 やっぱり片手が不自由と言うのは本当に不自由だな。 しかし、それでもある程度右手が使えている訳で、これが完全に腕が一本しかない人だったら、包丁で皮を剥いたり切ったするのはどうするんだろうなあ? そういえば、両手が無い「典子は今」の主人公はどうやって料理なんかしていたっけ? そんな事を考えながら、この不自由を楽しんでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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