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カテゴリ:我が家の秘密のお話
ふう・・書きたいことは沢山あれど、忙しくてなかなか書くヒマのない年度末。
とうとう、この日記も、日記から書ける時に書く落書き帳のようなものに堕落してしまったけれど、 それでも読んでくださっている皆様ありがとう。 2003年の3月27日にこの日記を書き始めたので、知らないうちに8年目に突入していたのね。 今日は何を隠そう、いや何も隠さない、いや実は少し隠していたけれど、社交ダンスの発表会(パーティー)だった。 僕が教えて貰っている若いプロのご夫婦の初めての主催のパーティー。 やっぱりこれは行ってあげないとダメだろうと、これまでは何度も誘われながらバレーの試合や子どもの行事があったりしたのにかこつけて欠席していたけど、今日はバレーの試合が2つ重なって居たにかかわらずダンスに出席。 しかも、このパーティーでデモを踊ってくださいと言われたのだ。 デモと言うのは学生運動のあれではなくて、一人で先生を相手に踊る事。 今日行って分かったけど、パーティーは、何度かのダンスタイムやディナータイムを挟んで、何組かが競演で踊るデモ、一人で先生を相手に踊るデモ、そしてプロの先生の踊りから構成されているのだ。 そんな、今までパーティーに1度も行ったことも無く、人前で踊るのも2回の検定(6級と5級)しか経験無いのに、このワシがデモを踊れるか~~と思ったが、御世話になってる先生方の初めてのパーティーと言う事で、男心が働いて「やりましょう」と言ってしまったのだ。 このデモで踊ってくれと言われたのが年を開けて1月終わり頃だったか・・。 僕が踊るのはワルツだったけど、デモだけあって非常に難しい構成になっていた。 普段は、ワルツ、ジルバ、タンゴ、ルンバなどを踊っているけれど、これが決まってからは、毎回レッスンはこのワルツだけ。更に週1回の練習では足らないからと、土曜日の夜まで毎週のようにレッスンに行っていたのだ。 話しは少しそれるけど、何度目かの土曜日のレッスンの後、先生が「じゃあ、悠々さん、本当にデモを踊るので良いですか?」と今更のように聞く。 「いいですかも何も・・そのつもりでこうやって練習しに来てるんですけど」と言うと、 「それでは出演料○○万円」 「え??」 「そして女性プロのお相手料○○万円」 「ええ???」 「そして悠々さんご夫妻の席料○○万円。合計で○○万円・・・」 「えええええ???」 世の中に上手い話は無いのであって、子どもの発表会とは違う。 ちゃんとがっぽりお金を払って踊らせていただくのであった。 しかしさあ。それならそれで、一番先にお金の話しをするのが普通とちゃうか?と思うが、こういう風にお金が要るのはこの業界では普通らしく、わしらが素人でそれを知らなかっただけらしい。 でも、素人には分かるように説明してくれないとね。値段聞いていたら多分踊らなかったような気がする・・。 これを知った配偶者がかなり火を噴いて先生に講義したけど、まあ物を買うのとは違って習い事の世界だから、ある程度ごっつぁんの世界なのかも知れないね。 で、話しは戻るが今日は午前の診療を終えたら会場でリハーサルをして、僕のリハーサルはわずか5分で終了して、いつも間違うところをやっぱり間違えたので、それを復習しながら二時間ほど時間を潰した。 4時からパーティーは始まり、黒のスーツに白のフリルが付いたブラウスを着た配偶者と、そして配偶者の知り合いで、ダンスの先生ご夫婦の媒酌人でもある歯科医の先生ご夫婦と同じ席に座って、パーティーは始まったのだ。 僕の出番は5時過ぎ、ソロのデモの丁度8番目。先日通販で買った黒のダンスジャケットに、白のウイングカラーのシャツ、そして黒の蝶ネクタイ、シャツはスタッズシャツと言う奴で、カフスと胸ボタンを別に購入。まるで会場の支配人と間違われるかのような正装で僕のデモは始まった。 自分で言うのも何だが、僕は本番に強い。 いつも間違うところをリハで間違ったので、本番では間違わないだろうと前向き思考にしたのが幸いしたが、特に大きなミスも無く無事に終了した。 配偶者によれば、会場の男性では若い方だし、背は高いし「あのお人は誰??」と、かなり目立っていたとの事。 ところで、ここからが本番だが、こういうレッスンで踊るダンスと、パーティーのダンスは違うのである。 いや、本質的には同じなんだろうけど、普段の個人レッスンは高度な事をやっているし、フロアを全部自分で使えるので自由自在に踊っているわけ。 でも、パーティーのダンスは、みんなが踊っているので、その方向に一緒に踊らないと人とぶつかってしまう。 そしてそんなに難しいステップは要らなくて、簡単なステップを何個か知っていたら十分なのだ。 僕はこの二ヶ月、ワルツ以外のダンスは全然やっていなかったので、ジルバやブルースぐらいは何とか踊れたけど、他のは全然ダメだし、ソロを踊ったワルツにしても、自分が踊った踊り方以外では踊れないのだ。 すなわち応用が利かない・・(泣)。 そして、いつもプロの女先生と踊っていたので、自分がリードしているつもりで、こっそりリードされ居たのであって、普通パーティーなどでは男性がリードするのだが、それが出来ないのである。 ソロのデモを踊るぐらいの人だから、さぞかし上手いのだろう(おまけに若いし、背高いし)と言う事で、見知らぬオバサマから二人踊ってくださいと誘われた(女性から誘われたら男性は断ったらあかんらしいね)。 一人目の時の踊っていたのは、チャチャだった。これはルンバを早くしたような踊りで、普段のレッスンでも少しやり始めたところで全然踊るところまではいかない。相手の女性がリードしてくれたけど、全然ダメでした。 次のオバサマの時にはワルツがかかっていたけれど、それだってデモで自分が踊った踊りは踊れるけど、簡単なステップを応用して自分で女性をリードして踊ると言う事が出来ひんのよね。 期待させたお二人、ごめんなさい。 次回までに精進しておきます。 今度からは暫く、高度なステップではなくて、簡単にパーティーで踊って女性を転がせる踊りを身につけようと思う。 そうそう。 この社交ダンス、元々は配偶者が行くのでアンタも来なさいと言われてお供で付いていったのが始まりだったが、いつのまにか配偶者は脱落→トンズラして僕一人が習うようになっていたのだったが、今日は久しぶりに配偶者とジルバを踊った(ジルバなら何とか踊れたのよ)。たまに夫婦で手を握って踊るのも良い物だと思ったよ。 パーティーの抽選で、メチャ派手なダンス用のチョーカーが当たったり(こんなん誰が使うんじゃ?トミの首にでも巻くか?)、プロの先生達のデモを見て色々楽しかったよ。 しかし、うちの先生達はラテンのプロなんだけど、先生達ご夫婦がホンキで踊るのを初めて見たけど、あの体の切れはやっぱり素人は違うね。感動しました。 しかし、あのラテンの衣装なんて、女性はほとんど裸に近いんですけど、あれも社交界で踊っていたダンスなんでしょうか?そのあたり疑問に思ったのでした。 そんな訳で今日は生まれて初めて社交ダンスのパーティーだったのよ。帰ったらどっと疲れていました。 ビール飲んでフルコースの料理食べたのに体重減っていたもの。 やっぱり油汗が多かったのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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