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カテゴリ:我が家の秘密のお話
自慢ではないが、僕はよく身近なものをなくす。
財布、携帯電話、時計、鍵など。 しかしながら、それらが最終的に行方不明になったと言う事は無く、たいていは家のどこかから見つかる事が多い。 正確に言うと、整理が悪いと言い換えられるのだろう。 先週は腕時計を探していた。 普段使っているシチズンの電波時計がどうしても見つからない。 国産だが洒落てシンプルなデザインで気に入っていた。 まだ(と、言うかもう??)8年ぐらいしか使っていない。 こういう場合、ミスメイプルのように、椅子に座って一体全体僕がそれをどこで落としてきたかを推理するのが結構楽しかったりする。 だいたい、落とすと言うか置き忘れる場所は決まっている。 21日の土曜日に大学バレー部の飲み会に行って、翌日日曜日の朝に時計を探したけど無かったわけだ。 酔っぱらって帰ってきたので、そんなに凝った場所に置くはずが無い。 いつもの置き場所付近を徹底的に探したが見つからない。 タクシーの中で落としたと言う線も考えたが、やっぱりどう考えてもそれはあり得ない。 何もなくベルトが外れるとは考えにくいし、そんなに酔ってなかったから、ベルトが切れたりしたら気づくはずだ。 だから絶対に家の中にある。 そう考えて探したけど、見つからない。 刻々と1日が過ぎていく。 毎日、その日の行動を洗い直しながら、いろんな可能性を考えて見た。 金曜日になってハタと気が付いた。 どう考えても、普段置くような場所に置いているに違いないのに見つからないのは、上に何か乗せているか、そこからずれて違った場所に移動しているからだ。 そう思って、書斎の入り口にある書類ケースを30cmほど動かしてみた。 この書類ケースの上に、眼鏡やら財布やら時計やらを置くことが多いからだ。 果たして、僕の愛用のウオッチは、いつもの場所に置かれた後に地面に落下して、書類ケースの下に飛び込んでしまっていたらしいのだ。 灯台もと暗しである。 やあ、やれやれと思った矢先、今日医師会の会合で夜に出て行こうとしたら家の鍵が無い。 最近まで、ボルボのキーと家の鍵(3個)を同じキーホルダーに付けて下駄箱の上に置いていた。 ボルボのキーを付けている部分が、ホルダーの本体から分離できるのを最近発見して、家に誰か居る時には、分離したボルボのキーのみを持って、ホルダーの本体は下駄箱の上に置いたままにしてあったはずだ。 僕より先に別の会で家を出た配偶者が持って行ったのかと思ったけど、そうでも無いらしい。 3個の内訳は、実家の鍵、玄関以外の全てのドアを開けられるスーパーマスターキー、そして電子ロックになっている玄関専用のキーだ。 どのキーもスペアもあるけれど、あるべきものが無いと言うのは非常に腹立つし心理的に不安定になるものなのだ。 例によって足取りと行動様式を考えながら捜索を実行中。 木曜日の夜にバレーから帰ってきて家のドアを開けたのが最後のような気がする。 そうしたら、下駄箱近辺か、うっかり上に持って上がってきたらリュックのポケットか? そう思ったけど、バレー用のリュックのポケットにはそういうものはなかった。 慌てない、慌てない。 そう自分に言い聞かせながら、理論を重ねて目を付ける場所を考えている夜なのである。 しかし、ぼけてきてるのか・・やっぱり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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