見たまま、感じたまま、思ったまま

と、言う訳で今日はミドリちゃんの中学の文化祭→僕はPTAバザー担当の日であった。

昨日の夜に、いきなり弁当が要ると言われたので慌てたが、何とか材料を揃えて作った弁当。



最近は炒めたらたこ足になるウインナーが売っているので楽だね。

さて、昨日のバザー準備ではプチ熱中症になってしまった僕だったが、今日は暑さにもなれてすっかり快調。
しかし怖いものを見てしまった。

中学校のバザーは初めてだったんだけど、受付で整理券を貰って、最初の30分は整理券を貰った人だけ入場。
整理券は子どもにゆかりのある人だけに渡すので、どこのバザーにでも出没するバザー荒らしのようなおばさんは貰えないらしい。まあ、それはそれでいい。
で、その30分間は一人3点までの買い物しか認められない。これは出来るだけ大勢の人に品物を買って貰おうと言う考えかららしい。
一人3点なので、結構あっさりとみんな決めてしまってレジに並んでいる。終わった人は一旦外に出て待つわけだ。
一番最初に入場した目つきの鋭いオバサンが出て行った後もずっと入場口のところに陣取って、「一人３つでよ、終わったら出て待っとくんでよ～」なんて目を光らせている。

で、再入場のドアを開けた瞬間、そのおばさんを含めた数人のオバサンが脱兎の如く会場の理科室を駆け抜けて、一番奥の机の上にあった、ビールのところへダッシュ、両手を広げて品物を抱え込んだ。
両手を広げて飛び込むような形になったので、おばさん同士の頭がゴツンと鳴る音が聞こえ、小さな小競り合いもあったように思う。
こういうのを阿鼻叫喚と言うのに違いない。

あのなあ、たかがビールになんでそんなに奪い合うわけ？
ここはアフリカの難民キャンプか？
そのビールは僕がバザーに出したもんだけど、そもそも値段って普通に買うより安いのか？
（後で聞いたら1本当たり100円ぐらい安くしていたらしい）。
文化祭って地域参加の参観日みたいなもんで、その中のバザーでしょう。
あんたら恥ずかしくないんかい。

おまけにビールを沢山抱えたオバサンが、持ちきれずに床に落っことして缶が破れてビールがプシューっと舞い上がる惨事まで出現した。

よっしゃ。
来年はもっと沢山ビール出したる。
そして一番遠い机に置いておいて、そこへ行くまでにはしごをくぐったり、ゴム紐を飛び越えたりしないと行かれないようにしておくわ。サバイバル障害物競走で頑張れ！

しかし、人間少しは恥を知って慎み深さを持たんとあかんね。

それを忘れたとたん、貴方は「オバサン」です。