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カテゴリ:我が家の秘密のお話
29日は苦しくも、いや奇しくも結婚記念日であった。
何回目かと言うと、ヒロキの年齢に1を足せばいいので16回目と言う事になる。 ん??と、すると昨年は銅婚式??何もしなかった・・・。 と言うよりも、配偶者は結婚記念日自体を忘れていて、僕が花束を買って帰っても、「それは何?」と尋ね、結婚記念日と教えても「誰の??」と言ったぐらいだからなあ。 普通、女は忘れんだろって思うけど。 ちょいと調べてみたら、イギリス式では7年目が銅婚式で、15年目は水晶婚になるらしい。 次は20年目で磁器婚とか、陶器婚と言うらしい。割れ物か??って思うけど。 今年も何故か僕の午後フリーの日にあたっていたので、まあ無視するわけにはいかんとデパートへ行く。 生花も良いけど、先日敬老の日に母親に贈ったシルクフラワーが綺麗だったので、同じようなのを買い求める。 こんな奴ね。 水やらなくて良いし、枯れる心配しなくても良いのが素敵(爆)。 これは我が家では大事な要素である。 デパートの店員さんが贈り物です?それとも自宅で使うんですかと聞くので 「贈り物だけど自宅に使うんです」と言うと「どういう事でしょう?」とお聞きになる。 アンタの頭には家族に贈ると言う発想はないのね。 「結婚記念日なんで」 「まあ素敵。結婚記念日に花を贈るなんて。」 「そうですかあ?毎年してますよ」 「そんな男性なかなか居ませんよ~」 「いやまあ、これは投資みたいなもんだから」 「投資ですか?」 「いや、保健と言おうか・・」 「保険って?」 「いや、貴方結婚してます??」 「ワタクシはまだですが」 「今に君にもわかります」 そんな会話をしながらラッピングして貰った花を抱えてデパートの中を駐車場まで歩いて行く。 平日の午後に1mぐらいある花を抱えて歩く怪しげな男は結構目立つと見えて、あちこちで振り返られる。 当然、夕食も何か作らなければなるまい。 サンマでは許されないだろう・・。 簡単で見栄えが良くてカロリーがそれほど高くないもの・・。 ハードルは高い。 先日作ったローストビーフが好評だったのでもう1回作る事にした。 折しも29日は肉の日で肉が安い・・はずである。 近くの肉屋は凄い混雑。 おまけに僕の前に買った夫婦は全部で20kgぐらい肉を買っていて、あんたは肉屋でもするんか?と思わず叫びそうになった。 もも肉を塊で300gを合計3個と注文。 何故か出てきた肉が白っぽいと思ったら豚肉だった。 ちゃうねん、ローストビーフを作るんだよと言って切り直して貰ったけど、よく考えたら焼き豚でも良かったかも。 先日は400gの塊を2個と言ったら、ちょっと大きく900gになりましたと言われてオッケーしたら、今回は合計900gのはずが、大きくなって1kgになりましたと言われた。 これって肉屋の奥の手か??と思うけど、太っ腹でそれもオッケーとする。 ローストビーフの作り方は検索したら星の数ほどあるけど、オーブンを使うような後始末と時間のかかる方法はパス。 ローストビーフ、レシピ、簡単で検索する。 要するに焼いて冷ませばいいのである。 さまし方に、そのままアルミホイルで包んで冷ますとか、鍋に入れたままで冷ますとかあるけど、僕が採用しているのはジップ付きのビニール袋に入れて70度のお湯の中に入れて冷めるまで放置と言う奴。 塊の肉にしっかりと塩こしょうをまぶす。 まぶしすぎと言うぐらいで丁度良い。 それを熱したフライパンで各面を1分ずつぐらい焼く。 少し焦げて黒くなるぐらいで丁度良い。 もちろん、肉の大きさによって時間は違うよ。 それをジブロックに入れる。 沸騰したお湯に、その半量の水を入れると70度になるらしいので、まあその辺は適当にして中に放り込む。 袋の空気を抜かないと沈まないので、ジップを締める直前にストローを突っ込んでしっかり中の空気を吸い出すのよ。 冷えていく途中で肉汁が出て来てそれが良いつけだれになるのです。 しっとりと柔らかく仕上がるのが特徴らしい。 ところが・・。 嫌な予感がして(こういう予感と言うのが大事なの)外出の前(花を買いに行く前に作っていたのよ。冷えるのに時間がかかるのと、その後冷やした方が美味しいのでね)に鍋をのぞきに行くと、なんか水が濁っている。 慌てて引き上げるとジブロックが破れて肉汁が流出していた。 よく見ると、ジブロックの説明書きには湯煎で使用しないようにと書いてある。 熱には弱かったのね・・。 でも、この前も同じやり方で作ったけど、破れなかったのは幸運だっただけ?? しょうがないのでそのまま空にした鍋に入れて蓋をして放置。 電気釜の保温にして入れると言う手もあるらしい。 幸い肉が湯につかると言う事もなかったので、帰ってきた時には肉汁もしっかりとしみ出して、表面硬く中身が柔らかい肉の塊が出来てました。 すぐに切るよりも冷やした方が美味しいし味も落ち着くので冷蔵庫に入れて食べる直前に切る。 ローストビーフで大事な事は 1焼く前に肉を濕温に戻しておく。半日ぐらい放置しておくのは本当は良いと思う。これはステーキでも同じ。 2冷めてもすぐに切らずに冷蔵庫で保存。本当は翌日ぐらいに食べる方が味が落ち着いているらしい。 3よく切れる包丁で薄く切ること。丁度スーパーのシールを集めて、ヘンケルの包丁を貰ったところだったのでそれを使用。本当によく切れた。 ソースは出てきた肉汁だけでも美味しかったし、それに少し醤油を足せば最高。 配偶者はポン酢をかけたし、子ども達はステーキソースをかけたりしていました。 味がシンプルなので、そんなに沢山は食べ過ぎないのがよろしい。 丁度塊1個ぐらい残ったので、それは翌日にサンドイッチやピラフの具にする予定。 付け合わせは菜っ葉中心のサラダと(上に振っているのは貝割れではなくてブロッコリスプラウトです)、買ってきたポテトサラダ、そしてインスタントのスープ。 良いのよ、ひとつ作れば後はお総菜で。 容体が悪くて呼ばれそうな患者さんがいるのでお酒はちょっと口を付けただけ。 安い国産白ワインでも美味しかった。 とどめは薬局の先生が持ってきてくれたチーズケーキ。 この方は、いつもマメにケーキを持ってきてくれる。 生菓子はやめてよ、干菓子にして、出来ればゴーフルにといつも言うんだけどさあ。 まあ、いつものような二階建てのデコレーションではなかったのでオッケーとしよう。 こういう文言入れなくてもいいんだけどさあ。 健診の駆け込み受診と、フルワクチンの接種の人で気が狂うぐらい忙しい最近だけど、まあこんな日もあっても良いかと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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