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11日の午後は、PTAの用事で印刷屋さんへ行っていた。
帰り道、吉野川の堤防の上が凄く混んでいるなあ、事故かなあと思いながら走っていたら、徳島県と書いた車が出て、堤防の下へ降りて橋の下をくぐる迂回路を全部閉鎖していた。 どうしてだろう?と思いつつ、丁度iPodが無かったので、地元のFM曲のラジオを付けた。 仙台沖で地震があって、津波の警報が出て居るので避難してくださいとラジオは喋っていた。 しかし、あたりは平穏だったし、県南の海岸沿いの町で水位が1m上がったと言うだけで、県外の状況を全然ラジオは喋っていなかったので、そんなに大したことないのだと思い、そのままデパートの地下でお総菜を買って家に帰った。 その日は息子の中学の卒業式で、午後から家のソファーで寝ころんでずっとテレビを見ていた彼はテレビに釘付け。 家に帰るなり、父ちゃん凄い地震が起こってるぞ~~と言うことで、初めてあの未曾有の被害を画面で目の当たりにした。 同じ頃、待合いのテレビを付けてないので、患者さんから知らされた配偶者がテレビに見入っていた。患者さんはいつもに比べてうんと少なかった。 夜は内科医会の講演会だった。 理事だったので出かけたが、開催するのかどうかと言う問い合わせが相次いだそうだ。 懇親会の席上で、挨拶に立った会長は、乾杯と言う訳にいかないので・・とそっとグラスを傾けた。 申し訳ない話だが、一番に思ったのは自分たちの町で無くて幸いだったと言うことだった。 それと同時に、自分たちが無事で良かった、でも申し訳ないような気持ちになった。 そして、今度は四国の南海地震と言われながら何も起こってないこの地方が不気味に思えた。 最後の最後にど~んと来るのじゃないかと。 被害状況がどんどん明らかになるにつれ、益々恐怖は募る。 災害の時にどういう行動をとるか、本気で考えないとあかんと思う。 そして被災した人たちに、自分たちが何を出来るかも考えないとあかんと思う。 この数年、世界各地で地震が多くて、なんかもう地球が壊れて来ているような気がする。 地震対策にしても、ミニマムは各家庭から、マキシマムには地球レベルで考えないとあかんと思う。 それにしても、こういう時に総理大臣にはまず表に立って、具体的な事で無くても良いからとにかくアップで国民の前に出て、原稿を読まずにまっすぐに国民の目を見つめて「みんなで頑張ってこの苦難を乗り切ろう!」のような事を言って欲しい。うつろな目じゃだめよ、しっかりとした目力が無いと。 そういうリーダーシップが必要と思う。総理で駄目なら、このさい天皇でも良いけどさ。 本当に、この災害から復興するにはどのくらいかかるのだろう? 想像もつかないけど・・やるしかないよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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