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カテゴリ:そのまんま日記
今日は変な天気だった。
朝、ウオーキングに出たときには、爽やかな5月晴れだった。 暑くなく、寒くなく、風は湿気をはらまずに爽やかだった。 お昼頃から曇りだし、湿気が多くなり、そして午後から雨、雨が段々と強くなり夕方には雷雨となった。 隣町では大粒の雹が降ったそうだ。 夜風呂上がりに外へ出た。 最近、夜に近くのコンビニまで歩き、お気に入りのフォアローゼスのハイボールとつまみを買う。 それが日課になっていて、そんな夜の散歩が好きだった。 雨の上がった後は、何だかひんやりとしている。 半袖のTシャツ1枚では寒いぐらいだ。 空には大きな月。 リクオが歌う「同じ月を見ている」のYouTubeの画像に出てくるような月だ。 同じ月を見ている その輪郭がぼやけて、夜の闇に滲んでいる。 星は見えない。もともと出ていないのか、それとも月が明かるすぎて見えないのか。 街の水銀灯の明かりも、薄暗い春の闇に溶け始めている。 こんな夜が好きだ。 何もかも許してあげられるような。 何もかも、許して貰えるような、そんな優しい気持ちになる。 顔を上げて、息をふうっと空に吹く。 私の吐いた息は、空の闇と一緒になって消えていく。 そうだ、こんな夜は確か浅川マキの「灯ともし頃」のジャケットのようだと思い出す。 あのアルバムに入っていた、グッバイと言う曲は何故か泣けるよな。 そんな事を考えながら、でもグッバイが入っていたアルバムは実は「マイマン」だったと思い出す。 この歌のラスト「闇を駆けるさすらい人」になりたいとふと思う。 グッバイ そんな夜。 光玄の歌のタイトルが浮かぶ。 タイトルだけでノックアウトされた曲。 「悲しい夜は自由になれる」だもんなあ、負けてしまうよ。 悲しい夜は、自由になれるから 俺は俺だけ、見つめていればいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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