死因は老衰
げ・・・昨日の夜日記書いて、今朝そういえばタイトル書いた記憶がないなあと思っていたら日記がない・・。最後にクリックするのを忘れてそのままブラウザを閉じてしまったみたいだ。だからさあ、楽天さん書きかけの日記があってブラウザが終了しようとしてるときには、終了しても良いですか?とアラートが出るようにしてよ~~。関東は凄い雪みたいですね。僕と入れ替わりに配偶者が土曜の始発で東京へ行ったけど。帰りは日曜の最終、多分その頃には飛行場の雪も溶けてるかな。まあ月曜も休みだし、いざとなれば帰ってこなくても良いし。5時過ぎに配偶者が出かけてから、6時頃に電話が鳴った。夏頃からずっと低空飛行をしていたお婆さんがとうとう最後を迎えたとのこと。家でずっと看病していた家族も、疲れていながらも満足そうな顔だった。正月もクリスマスもお盆も毎日点滴に行ってくれた訪問看護婦さんもお疲れ様でした。認知症があって食事が出来なくて、時々嚥下性の肺炎を起こしたけど血管がある人だったので最後まで点滴をする事が出来た。血管は大事やね。死因は迷った末に「老衰」にした。89歳だから、今の時代においては若いかもと思ったけれど個人差はあるから。ちょこちょこと肺炎になったし、今回も痰がゴロゴロと言っていたから死因が肺炎でも良いし、それの原因となった認知症でも良いけれど、つまるところは老衰だと思ったので。今の時代に、「老衰」と言う死因を書くことは珍しいと思う。僕も医者になって初めてである。病院で亡くなる人が多いから、病院で亡くなるとやっぱり老衰とは書きにくいだろうなあ。老衰の入院で生命保険給付金は下りないかも知れないし(ああ、その年齢じゃ関係ないか・・)。そりゃ、最後は心臓が止まれば心不全になるし、オシッコが出なくなれば腎不全になるし、呼吸が止まれば呼吸不全だけれど、とりたてて大きな病気が他に無い場合である程度の高齢なら老衰でも良いんじゃないかな。医者にとっては「他に病気は無い」と言い切る訳だから結構心理的プレッシャーになるかも知れない。でもまあ、患者さん自身は亡くなっているし、病気がはっきりしない人にこじつけで病名を書けばまた保険会社が照会に来たりして面倒だけど、逆の場合はそんなでもないかな。出来れば自分も老衰・・で死にたいものだ。