祝春一番2010年5月4日
さて、僕にとっての春一番2日である5月4日も超快晴。今日も暑くなるぞ(そして夜は寒くなるぞ)と覚悟して出かける。ちょっと寝坊したので、3組ほど終了していた。中川五郎さんのステージを見れなくて残念。でも、この日は何故かお客さんが少なくてガラガラだった。なんでかな?3日は、河内音頭やらジャズやら色々なタイプの音楽があったけど、逆にこの日は殆どが(前衛ダンスみたいなのもあったが)所謂フォーク、ロック系の人で聞きやすかったと思うんだけどね。いつも通りウツクシイ歌声を聞かせてくれる宮武希姉さん。最近ちょいと貫禄がついてきたような気が・・。山口から来た初出場のお二人。「べすぱと言います・・」と喋る奥さんのゆったりした声が心地よい。ギターとピアノ、そしてクラリネットやバスリコーダーを駆使しての生活感のある楽しい歌声。思わずCDを買ってしまいました。こうやって、新しい出会いがあって、会場ですぐに音源を手に入れられると言うのがハルイチの良いところなんだよな。30数年ぶりのセカンドアルバムを出した「林亭」のお二人。右の佐久間順平さんのシャツがかっこよかった。この人も昔からやってる佐藤GWAN博さん。彼は甘い歌声でギターも上手くて・・だけど歌う世界がなんか4畳半フォークっぽくてあまり好みじゃなかった。でも、この日のステージでは、2曲目に中世ドイツで、私生児を産んで殺して死刑になった醜い女中の歌を歌ったのよ。別にこういう歌を歌わなくても、一般受けする可愛い歌を沢山持っているのに、わざわざこの歌を歌ったところに何か歌い手としてこの人の矜持を感じた(長い歌を歌ったせいで2曲しか歌えなかったし)。ちょいとこの人を見直したのでした。自分のステージで無いときは、いつも前でおかしな踊りを踊っている怪しいオジサンのアチャコさん。音痴だけど声はでかい、そしてメッセージは熱い。「僕らはみんな宇宙人~~知っとんけ~~~!」「去年までは客席で聞いていたけど、ステージに立てて嬉しいと」言うモーリー。歌はまだまだ一本調子だけど、ガンバレよ。ステージが済んだら僕の横に来て座っていたのにはビックリしました。エンディングとかがなんか素人っぽいけど、ボーカルのお姉ちゃんが可愛くて、演奏も結構達者。そしてメロディーに哀愁のある曲が多い「はっぴーとりお」の人たち。何でこんだけ人数がおるのに、トリオ??と突っ込む。いつもながら、ギターも歌も素晴らしい光玄。今年はマイクが下がってくると言うトラブルも無し。この人の歌の世界も一貫としてるけど、もうちょっと歌やギターの調子にバリエーションがあればと思う。でも好きなんです。「悲しい夜は、自由になれる、俺は俺だけ、見つめていればいい」去年もハルイチで見た李知承(イ・チズン)。someday over the rainbow~~(虹の彼方に)を「寒いでぇ~オーバーとレインコート着ときな~」とダジャレで歌うのは大阪流?この人ももうちょっと歌に引きがあれば面白くなるなあ。李知承の横でギターを弾いていたのがご存じazumiさん。相変わらずかっこいいなあ。前日に出演した小谷美沙子ちゃんが「楽屋であこがれのazumiさんとご一緒出来て嬉しい~~」なんて言ってました。彼も後で客席の後ろで座っていたのでご挨拶しました、相変わらず丁寧な物腰。今年も沢山アルバムを出すそうです。まだもうちょっと続くんだけどね・・・。フォトの登録が1日の制限を超えたと言うので登録できない。続きは明日~~。