カテゴリ:地球交響曲
人間味あふれる(^^)シロクマの写真の数々、そしてシロクマと少年が語る物語。児童向け写真絵本ですが、言葉一つ一つには大人も考えさせられる本です。
楽天Booksだと表紙が出ないので、表紙をごらんになりたい方はこちらからどうぞ。 あらゆる生き物は「いのち」でつながっている。 消えゆく「いのち」のために祈ることが、人間と動物をつなぐ架け橋になる。 人間と動物の「いのち」どちらに優劣があるわけでもなくどちらも尊い。 狩人の家に生まれたエスキモーの少年に、狩られる対象であるシロクマ(エスキモー語でナヌーク)が語りかける。あらゆる生き物が狩り狩られる関係で成り立っている(=いのちが生まれ変わる)ことを。 そういった文とは対照的に、写真のほとんどが氷原のシロクマ。くつろいだり、仲間とじゃれあったり、氷原をただひたすら歩いていたり(^-^).....透明感のある美しい写真である。 おそらく星野さんは、人間にとってあらゆる生き物は狩りの対象であるが、それらの生き物にも人生(動物生?)があって、それぞれに尊い存在であることを知らせたかったのだろうか? いつかはエスキモーに狩られてしまうナヌークの存在が美しく愛しく見えれば見えるほど、生き物に対する感謝が湧き上がってくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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