カテゴリ:地球交響曲
この本が発行されてから10年が経とうとしていますが、まるで昨日のことのように読みふけりました。それは逆に、10年前の8月8日で星野さんの時が止まってしまったことと関係しているのかもしれません.....
表紙には、ロシアのチュコト半島で撮影された鯨の骨の遺跡の写真、とても神秘的です。 アラスカのインディアンやエスキモーの言い伝えとしてワタリガラスの神話があちこちに残っている。また、海を越えたシベリアの地でもワタリガラスの神話が残っていることに、星野さんは遠い昔の氷河期の時代にアジアからベーリンジア(ベーリング海の海面が後退してできた草原)を通ってアラスカに移住した自分たちの祖先であるモンゴロイドの人々に思いを馳せ、ワタリガラスの伝説を求めアラスカからロシアへ旅をしました。 その旅の第一日目、アラスカのシトカの町でインディアンの語り部の後継者であるボブ・サムと運命的な出会いをしました。星野さんと出会って開口一番、「昨日、墓場でワタリガラスの巣を見つけたよ・・・・・」。 星野さんがワタリガラスの神話を追いかけたから.....星野さんがボブ・サムと出会ったから.....地球交響曲第三番の収録が始まろうとしていたから......自分の家の近所で地球交響曲の上映会が開催されていたから..... つくづく人と人とのつながりの不思議さを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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