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日本から8月に戻って早三ヶ月。
もっと、日本の様子や感想や、こっちに戻ってからの事、秋冬ファッションも、メークも ・・・と思っている内に、もう、どっぷりと冬である。 それでも、書かないで忘れてしまうと個人的に勿体無いので書いてみる。 日本 日本で「流行ってるんだなあ!」と思って今でも覚えているのは *抱っこ紐 梅雨だったし、電車で乳母車は不便だから?乳母車と言えば、以前に比べて大きいのが流行っているようだった。 *クロイ(香水) 良い匂いだけれど猫も杓子も、って感じで。 ここまで流行に染まるのは、アメリカでは有り得ない。 *塩麹 これは未だに良くわかってない・・・。 *女装の男性(テレビで) なんだか、社会的に封建的で伝統を重んじるとばかり思っていた日本社会がおもいっきり弾けていた気がした。 テレビでもお相撲でも外国人やハーフだらけで、 昔の価値観の反対を目指す事が必ずしもリベラルではないし、そして、 リベラルが必ずしも社会を良い方向に進ませるとも限らないのに、と、アメリカ目線の身としては思った。 *上から目線、どや顔、 分かるようで不安な単語が沢山。 自信を持ち過ぎても謙虚過ぎても駄目なのは万国共通かもしれないが、こうやってすぐ単語が出来ちゃうのは日本語の凄いところ。 *エコバッグ 服飾メーカーのエコバッグや、海外のエコバッグを持っている人を沢山見かけた。 そして、食料品のお買い物帰りと言う居で立ちでは無く、通勤通学のサブバッグとして使っているようだった。 車社会だとなんでも置きっぱなしだけれどそうは行かないので、わたしも自然に日本では荷物が増えたので納得。 成田に着いて、まず、ハロッズの(元祖?)エコバッグにトリーバーチの特大紙袋を持っている人を見かけ、 ああ、帰って来た・・・とまず思ったものだ。 *オーガニック 日本の農作物は、もっと安全に丁寧に作られて、基準ももっと厳しいと思っていたけれど (コープさんとか、そういうイメージ)わざわざオーガニックという表示の有る物を沢山見た。 日本の果物は、贈答用なんてびっくりする程高いのに、オーガニックだったら本当に高価。 化粧品や家庭用品でもオーガニックのコーナーが有って、アメリカで見覚えの有る物を沢山、倍ぐらいのお値段で見かけた。 雑誌ではミセスオーガニックさんと言うキャラ(?)が有って大笑い。 英語でそんな言葉は無いけれど、もし有ったら、 ごま塩のロングヘア、ノーメーク・ノーブラ、山頂の裏庭でお野菜も肥料も作ってます、と言う図が浮かぶが、 ミセスオーガニックさんは至ってお洒落で、 全くオーガニックではないネイルアートで、お気に入りはアメリカのどぎつい衣料用柔軟剤。 そう言えば、ダウニーとか流行っているようで驚いた。 ああいうのを大量に使ってプンプン匂うのは、こちらではメキシコ人のウェイターに多い。清潔ですよ、と誇示する為か、或いは大量摂取により仄かな匂いがもう分からなくなっているのか、 それでも、メキシコ製のダウニーは香りもキツ目に出来ているそうだ。 余談だが、メキシコ製のコカ・コーラには、アメリカ製のようなハイフルークトースシロップが入っていないそうで、 メキシコ人はわざわざ南米食料品店にそれを買いに行くそうなので、若しかしたら柔軟剤も然り、なのかもしれない。 因みに我が家では、オーガニックは全く徹底出来ておらず、食料品や洗剤は出来るだけオーガニックを買うけれど、 汚れが落ちなかったらそのまま気に入ったのを使っているし、漂白剤も使うし、 最近のブルルとブルの助のお気に入りはダウニーの顆粒である。 ファッション ファッションに関しては、毎年流行に飛びつく訳ではないのだけれど、 秋冬と、今度の春夏はシルエットが違い過ぎて、 なんとなく何を買って良いか分からないんだか、欲しい物も無いんだか、で盛り上がらず、 結局この秋はブーツや帽子を買ったりした。 日本では、前から、オーバーサイズと言うか、だぼっとしたのが流行っていたけれど、 それがこちらに来たのか、それともこれは全く新しいのか、 一つだけ分かっている事は、ファッションもビジネスなので、 それを言っちゃお終いだけれど、タイミング良く違うトレンドを流行らせるのは陰謀めいている。(?) わたしは物持ちが良い方なので、高校の時のコートや、大学の時のジーンズも、 アメリカに来る時に選びに選んだ中持って来た物は、まだ持っている。 が、例えば裾のすぼまったジーンズはスキニーのつもりで穿いても 股上が深いので一寸違うし、 だぼっとしたコートなら持ってるわ、と思っても、 肩の丸さが無いとやっぱり古臭い。 前にも書いたけれど、それでもずっと保存しておけば、その内ドンピシャな時代が来るであろうから、 ブルエが着る頃には丁度良くなっているかもしれないと思って置いてある。 今は、渡米前に処分した派手派手ブロッキング若しくはプリントブラウスを、 惜しい事したなあ、と思って思い返している。 カステルバジャックとか、ミュグレーとか、懐かしいでしょ? 大統領選 さて、アメリカではやっっっっと大統領選が終わった。 毎回毎回、相手をけちょんけちょんにアホ扱いする両陣営・支持者には本当にうんざり。 領土境界線の曖昧な内戦のようだと言っても誇張ではないであろう。 ご自分のお好きなように、黙って投票すれば良いのに。 そしてわたしのように投票権が無い者は、本当に黙っているべきだと思って静かにしている。 日本でだって、外国籍の者がああだこうだと日本の政治の話をするのを聴く気の有る人は 余程暇で親切な人に限られるであろうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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